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ハニーデュークスから出て来たAは、買ったお菓子の袋を手にぶら下げ、ホクホク顔でリーマスを見上げた。
『あの店主さん、優しかったね！』
「うん、そうだね」
リーマスも満足気な表情を浮かべている。
彼の手には、先程店主から貰ったお菓子の包みが乗っている。
「僕らの事…カップルだと思ったみたいだね」
『あ、う、うん…そだね』
Aは顔を赤らめ焦った。
「そう見えるのかな？」
そう呟き、リーマスは微笑んだ。
『う〜ん…』
目を泳がせるAを見て、リーマスはクスクスと笑った。
しばらく歩くと、何やら騒がしい音が聞こえてきた。
『ん？…何だろ？』
Aは眉をひそめた。
道の先に、人だかりが出来ている。
そして、その周りが光ったりしている。
リーマスも訝しげな顔をした。
「行ってみよう」
『う、うん』
2人は少し早足で向かった。
人だかりをかき分けてみると、見覚えのある人達が…決闘していた。
『うわ…何やってんのこれ？ジェームズとシリウス…それにセブルスまで』
Aは目を丸くして驚いた。
ジェームズとシリウスが、セブルスと対峙している。
互いに魔法をかけ合い、辺りには閃光が飛び交っている。
3人とも我を忘れている様だ。
「タラントアレグラ！(踊れ)」
ジェームズが叫び、杖から出た魔法がセブルスに当たった。
途端に強制的にステップを踏むセブルスを見て、ジェームズは愉快そうに笑った。
「グリセオ！(滑れ)」
セブルスがすかさず杖を向けると、その魔法はジェームズとシリウスが立つ場所に当たり、雪が氷に変わった様に滑った。
「うおっ！？」
ジェームズ達は思い切り滑って転び、背中を打った。
「いってえ〜！」
背中をさすりながら呻くジェームズの横で、シリウスが痛みに顔を歪ませながら、サッとセブルスに杖を向けた。
「リクタスセンプラ！(笑い続けよ)」
しかしセブルスが自らかかっていた魔法を解き、間一髪のところでそれを避ける事が出来た。
「先生が来たら厄介だな…そろそろ止めた方がいいかも」
リーマスが困った様に眉尻を下げ、溜め息をついた。
Aも頷いた。
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piyo(プロフ) - 高校一年生女子さん» 高校一年生女子様、初めてのコメントを当作品にして頂きありがとうございます！お気持ちがとても伝わってきました…温かいお言葉に嬉しくて震えています。お陰様でとても励みになりました！これからも楽しんでいただけるようにがんばります。よろしくお願いします！！ (2020年5月25日 10時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
高校一年生女子(プロフ) - →→語彙力がないので言葉で気持ちを伝えることができないのが悔しく残念です。 →まとめると(?)、本当に好きです大好きです！笑、出会えてよかったです。 作者様の作品が続く限り読ませていただきます。 (2020年5月25日 9時) (レス) id: 920c7a2a62 (このIDを非表示/違反報告)
高校一年生女子(プロフ) - →断片的な妄想の後に学生時代のFragmentary delusionを読むのはドキドキするのと同時に苦しさもあって時折ふと悲しくなります。色々な感情が駆け巡って想像が膨らみ...何と言ったら良いのでしょう... (2020年5月25日 9時) (レス) id: 920c7a2a62 (このIDを非表示/違反報告)
高校一年生女子(プロフ) - このようなものを書くのは初めてのためおかしい箇所があるかもしれませんがお許しください(;_;) 先日ハリーポッターの夢小説を求めFragmentary delusionのページに辿り着きました。そこからというもの、Fragmentary delusionはもちろん断片的な妄想も全て読みました。 (2020年5月25日 9時) (レス) id: 920c7a2a62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2020年5月24日 21時
