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するとそこへ、ハリーが一瞬呟き、Aを抱く力を強めた。
「ごめん、Aっ」
それと同時に、箒がガクンと向きを下げたかと思うと、旋回しながら猛スピードで落ちていった。
『…ギャーーーー！！！』
Aの断末魔の様な叫びと共に。
ー死んじゃう！助けて！！！
Aは泣きながらハリーにしがみついた。
この前フレッドとジョージに箒に乗せてもらった時も、マグルのジェットコースターの様な乗り方だったが、あの時の爽快感とはまるで違う。
そもそも、スピードが違う。
さすがシーカー！と、普段のマネージャーとしてのAなら、褒めて喜んだであろう。
ハリーは再びAに言った。
「A、もう少し頑張って…！」
その声色にも、丸い眼鏡の奥の瞳にも、余裕は無かった。
Aは必死にコクコクと頷いた。
そして、ギュッとつぶっていた眼を、薄っすらと開けて前を見てみた。
…そこにはキラリした光が見えた。
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ワー！
ワー！！！
競技場が歓声に包まれる。
司会のリー・ジョーダンが、観客席の椅子に立ち上がりながら、嬉々として喋った。
�爛哀螢侫�ンドール勝利！！！��
�爛魯蝓次Ε櫂奪拭爾�スニッチを獲得しました！！！��
グリフィンドール！
グリフィンドール！！！
競技場内は、勝利したチームの寮名が響き渡っている。
色とりどりの花火が打ち上がり、観客席に下りる幕や競技場の全てが、一斉にグリフィンドールのカラーに変わった。
観客席のハーマイオニーとジニーは互いに抱き合い、キャーキャーと叫びながら喜んだ。
そしてロンも拳を振り上げて喜んでいる。
彼らと反対側に座るセドリックも、微笑みながら拍手をしている。
「さすがだ！ポッター！！」
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コート内に降りて来たハリーは、「やったよ！A！！」と言いながら、腕の中にいるAの顔を覗き込んだ。
しかしすぐに、彼の顔色が変わった。
その後に降りて来たドラコも、Aの様子を見るなり血相を抱えて言った。
「すぐ医務室だ！…気絶している！！」
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piyo(プロフ) - 名無し17098号さん» 名無し17098号様、コメントありがとうございます！本当ですか！とっても嬉しいです…！(>_<)読み返して下さってるのですね…ありがとうございます！只今続きを作成中ですので、もう少々お待ちくださいね(^^)これからもよろしくお願いします♪ (9月20日 21時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
名無し17098号(プロフ) - コメント失礼します！！ piyoさんが書く小説マジで面白くてめっちゃ話とか読み返してます！！ 最高です！！ これからも頑張ってください (9月20日 16時) (レス) id: 45c6c008b2 (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - kangarooさん» kangaroo様、コメントありがとうございます！そうなんですよね^^;あとどうしても自分の推しに偏ったり…汗 素晴らしいアドバイス嬉しいです…！検討させていただきます(^^)ただ、私の体力と気力次第ですので、もしご期待に添えなかったらごめんなさい（泣 (8月21日 23時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
kangaroo(プロフ) - 逆ハーものって結論出すの難しいですし、読者全員が満足する結果にするのも本当に難しいですよね...。一読者のアドバイスとしてですが、全員分のエンドを書くっていうのはどうでしょうか？ 上から目線に感じられたらごめんなさい！この小説大好きなので続き楽しみです！ (8月21日 15時) (レス) @page48 id: df5aee869d (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - ルカさん» ルカ様、コメントありがとうございます！逆ハーものは相手が多過ぎて、ネタを搾り出すのに苦労します^^;笑 確かにハリーは愛が重そうだし、尽くしてくれそうですもんね（完全に個人の偏見ですが）この先どう転ぶかわかりませんが、お付き合いいただけると嬉しいです！ (8月21日 12時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2022年11月17日 0時
