私がアイツに冷たくする理由。2【青峰大輝】

幼馴染 47 ページ8

体育館の扉を開け、


今「おーAちゃん、青峰はどうやっ･･･」




皆さんが一斉に驚いたような顔をする







そりゃそうでしょうね。

なんたって私の顔は涙でグシャグシャなんだから。





「･･･うっ」

若「お、おいっ、平岡ちゃんどした」





「す、すみません。大輝連れてこれませんでした･･･っ」






これ以上迷惑かけたくない、そう思った私は
全力で謝罪。



今「い、今はそんなことええから涙ふきや」





沢山の先輩方に慰められ、
私はさつきのいるマネ室へと向かった。





邪魔しないよう、ゆっくりと扉を開けて入る。



が




桃「あ、Aおかえ･･･えええっ！？どうしたの」






相手チームのDVDを見て情報収集していた手を止め、私の元へ寄ってくる。





「い、いいの。私は大丈夫だから。」




しかも、これは私と大輝との問題。




こんな事で迷惑なんてさらさらかけられない。



桃「いや、放っとける訳ないでしょっ」





『きっと、大ちゃんとの事でしょう』と
またまた、図星を突かれて流石だ･･･と圧倒する





取り敢えず、部活中なので話は後で、とお互い切り替える事にした






今日はなんだかついてない。

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