コンビニの店員に恋をしました【黄瀬涼太】

店員さん 35 ページ37

つ、ついに来てしまったっス...





Aっちのことを考えすぎて昨日のことなんか全く覚えていない...






強いて言うなら赤司っちに何度も注意された事っスかね。






告白するのは今日。







放課後だから時間は少ないけど、やる事を尽くすしかない...






振られてしまうかもしれないという不安に襲われている反面、ワクワクしつつもいた。








昨日沢山赤司っちに注意されたから今日はいつもより意識して練習し、Aっちに会うまでの時間を過ごしていた。







更衣室で制服に着替えていると青峰っちが話しかけてきた。





青 「なー黄瀬っお前今日勝負の日だろ！がんばれよっ」





バシッ





また青峰っちの馬鹿力で叩かれた。






黄「うぉっっ。いってぇぇ...相変わらずっスね青峰っちぃ...ってかなんで知ってんスか！！」







青 「てめぇが態度に出しすぎてんだよバーカ。まぁ、振られても慰めてやっから想いぶつけてこい！」





目の前には自分の胸を自信げにバシバシ叩いている青峰っち。






そんな姿を見て笑いながら俺は「怖い事言わないでくださいっス...」と返した。









もう少しで、Aっちに会える...







とりあえず今は、君の姿を確認したい。






ただそれだけっス。

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