コンビニの店員に恋をしました【黄瀬涼太】

店員さん 11 ページ12

だから、思い切って俺は聞いてみた。






ほぼ初対面と同じくらいの関係で、デリカシーのない事だと思うけどやっぱり好きな人の事はなんでも知りたい。それが俺っス！






黄「あの、Aっちって...彼氏とかいたりするんスか...？」







するとAっちは驚いたのか、飲んでいたミルクティーを吹き出しそうになっていた。








「...えっ？！」






Aっちはまだ落ち着いている様子ではなく、まだ咳を繰り返していた。






ごめんっス...






黄「あ、すいませんっした...でもやっぱ知りたいなーって思って」






少し間を置いて、Aっちは口を開いた。







「......いませんよ？」








まじっスか！？こんな可愛い天使みたいな人に彼氏がいないだと！







もちろん嬉しさはあったがそれ以上に驚きの方が大きかった。







黄「それ、ホントのことっスか？」








「そうですけど...」








黄「じゃあ、俺これからもAっちのこと好きでいていいんだ！嬉しいっス。」







俺がそういうと、Aっちは顔を赤くして何かをごまかすようにミルクティーを飲んでいた。






じゃあ、これから本気で行くっスから。

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