春を生きられない君は【旧多二福】 (ページ4)

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彼は戸惑いながらも私の手を引いて歩く

何故かその人は甘い匂いがして、いつもみたいに気持ち悪い感じはしなかった

？｢そうだ、名前を聞いていませんでした。教えてくれますか？｣

『16です。博士はそうやって呼んでました。でも、もっといい名前があれば、付けて下さい』

嘘は言ってない

人間だった時名前らしい名前がついていたと思う。でも全く持って思い出せない。

こうやって会う人会う人に名前をつけてもらっていたから自分の名前なんてどんどん分からなくなっている

？｢キミ、なかなか面白いですねね。うーーーーん、、、Aなんてどうですか？？深い意味ありませんが｣

…

『…わかった。あなたの前ではAで居よう。あなたの名前は？』

？｢聞いておいて、名乗るのを忘れていましたね。旧多二福です。ご主人様でいいですよ｣

『じゃあ、二福さん』

旧｢なんでやねん｣

気づいたら、その人の家らしいところまで来ていた

普通の人間とちがう独特な二福さんの雰囲気にどんどん引き込まれていった

なにより、二福さんが付けてくれた名前がとても気に入った

______A

その響きはいつもそばにある母親の温もりのような、
初めて訪れる美しい場所のような

私には経験したことの無い衝撃と懐かしさがあった

少なくとも私が今までつけてくれた名前の中で一番気に入った。

旧｢A、入って｣

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こんばんは作者です！
旧多さんのキャラが掴みにくい！
そして文才がない、、、
自分で見返して何いってんのか意味不明でした☆
こんなんですがよろしくお願いします！！！