【銀魂】入れ替わり生活【神威】

39 満腹なのです ページ40

＊神威side







「んー何がいけなかったのかなあ」





「そりゃ噛み付く方がどうかと思うぜ」









俺と阿伏兎は練習場にある
ちょっとした休憩室で休んでいる







阿伏兎にこないだあった事を話した









「いやあ、結構かぶりついた」






首に触れてみると少し痛みがさした



軽く噛んだつもりだったんだけど
Aはこんなに痛かったんだなあ









「もっと浅く噛めばよかったか」



「そーゆー問題じゃねえだろ」







ったくー、と阿伏兎は頭をかきながら言った









……



廊下を阿伏兎と二人で歩いていると
Aがお腹をさすりながら
具合悪そうに歩いていた









「どうしたの？A」



「オイ、A大丈夫かぁ？」







『いやあちょっと……へへへ』







とごまかし気味にAは目を逸らした









「具合いが悪い時は、
いっぱい食べればすぐ元気になるヨ！」





『は。えっ……待って！！
今日は本当に食欲ないから！！』





「いいからいいから」









俺はAの手を引いて食堂へ走ったが
途中オエッとか聞こえたのは気のせいかな

40 そうだ、地球に行こう→←38 中華バンザイ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す