【銀魂】入れ替わり生活【神威】

21 雑の次はおまけかい ページ22

まってまって落ち着こうか






A→団長の体

阿伏兎 →Aの体

団長 →？？？？









「おそらく団長は俺の体だろうな」




『本人はどこ消えたの』





「しったこっちゃねぇ」









ひょっとして。









時計を見ると午後4時をすこし過ぎたとこだった









この時間帯はいつも団長が
おやつおやつ〜といって食堂へ向かう頃だ









なぜ知ってるかと言うと、私の体でそんな
食べるなと言ってるのに
おやつの時間になる度、暴食しようとするから
いつも怒っているのが習慣づいてしまったからだ




…




そんなこんなで(どんなこんなだよ)








私たちは食堂にて阿伏兎(おそらく団長)
を発見した









『ちょっと！！！！』





「おはよA！」





「やっぱり団長かよ…」






「いやあ気づいたら阿伏兎になっててさ、
でもちょうどおやつの時間帯だったからここ来た」









どうやら私より先に起きたみたいで
私がまだ寝ていることを確認して
食堂へ向かったらしい









『団長、敵見なかったの？』







「逃げられたみたいだ。
なんか手紙が置いてあったヨ」








そういうと団長はポッケから
くしゃくしゃになった紙を取り出し
机の上に広げた









〜春雨第七師団の皆様へ〜

我々デコボッコ教は神に誓い、新たな薬品を

開発しており神威団長含め、副団長、補佐殿に

調合いたしました「イレカワール」は

一週間に一度だけ元に戻ります。



本来なら混乱が起きている間に乗っ取る予定

でしたが、意外にも早くお気づきになってしまった

ので今回は手を引いて差し上げます。



またの機会に。



デコボッコ教 大司教
薬剤師








…









処方箋か！！！！！！！！！！！！！！！

「イレカワール」ってまんますぎるでしょ


ご丁寧なのに上から目線で
しかも乗っ取る予定だったって…

随分春雨もなめられたもんだな






「え、なんで俺までいきなり投与されたんだ？」





『おまけじゃない？』





「そんな雑な扱いだったっけ俺」









「あ、もう一枚あるヨ」









〜副団長殿へ〜


貴方様には おまけとして「イレカワール」の

サンプルを投与いたしましたので

半日で効果はなくなります(作者の好都合)






「うん、もう俺はおまけでいいや」

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