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｢な…ない!ないよ!｣
Aも泣きそうな顔でそう言った
｢ほんとに?そんなに泣きそうなのに?｣
頬にフレッドが不意打ちなキスをした
｢Aが泣きそうだと､俺たちも泣きそう｣
ジョージもAの顬にキスを落とした
Aも受け入れた
｢こんな時に限って、正直なんだな｣
ジョージがニヤリと笑った
｢…｣
Aも諦めた
｢相談してもいい…?｣
二人から少し離れて顔を赤くしながら聞いた
｢｢もちろん｣｣
フレッドとジョージ、Aの大好きな彼らは今まで見た事ない程にっこりと笑った
｢ありがとう｡｣
Aもにっこり笑った
ふふふ、と楽しそうな笑い声が図書室の片隅から聞こえてきたのを確認して笑いながら彼は出ていった｡
セドリックディゴリー､彼は全てを知っていたのだろうか
.
｢A､笑うのはそろそろやめて、話の方していこう?｣
笑いすぎて涙が笑い泣きの所為と化した今となっては､A達は先程よりももっと変な目で見られていた(もはや気にしていないが)
｢俺達が聞きたいのはアンジェリーナやお前の母親の話じゃなくて､Aの恋心と､セドリックの話さ｣
フレッドがそう言いながら向かいの椅子に座った
ジョージも合わせて座った
｢セドリックは…ただ､本と一緒に落ちてきた私を助けてくれて､本を一緒に棚に直してくれただけだよ｣
Aは俯いて話すとまた顔を上げた
フレッドとジョージはムスッとした顔をしたがAが悪いわけじゃないのであまり顔に出さないようにしていたがバレバレだった
｢じゃあ別にって言ったのは何?あの時も今みたいに言ってくれればいいじゃないか｣
ジョージが言った
｢あ…そ､それは…………ただ､…ただ二人が､嫉妬するかな､と思って､二人への当てつけだよ｣
Aがごめん､とつけ足した
｢ふーん､なんで?｣
フレッドが聞いた
｢なんで…って､っ､それは…ただ…私……｣
Aは自分でわかっていたが言いたくなかった
恥ずかしくて言えなかったのだ
｢ちゃんと言って、俺たちもうわかってるから｣
ジョージが言った
フレッドも横で頷いた
｢それでも…そのまんま言うのは恥ずかしくて……だって、｣
｢じゃあ､俺たちが先に言うよ､好きだよ､A｣
｢好きだよ｣
フレッドもジョージも言ったが､それでもAは恥ずかしくて言わなかった
その時､唇になにかが当たった
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rapier(プロフ) - Aliceさん» 返事遅れてすみません!!ありがとうございます!!自分でも信じられないくらい掛け持ちしてるので遅くはなりますが更新頑張ります(遅すぎ) (2023年3月17日 18時) (
レス) id: bda167fb53 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - フレジョかだいすきで、もう夢主に私自身が成り代わりたいくらい即読みしてしまいました！もうイチャコラさせてください！こんなに幸せになれるものを書いてくださってありがとうございます！ (2023年3月1日 13時) (レス) id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
rapier(プロフ) - ありがとうございます！めちゃくちゃモチベになります！これからも頑張ります！ (2023年1月20日 20時) (レス) id: bda167fb53 (このIDを非表示/違反報告)
シャーロットの鷲(プロフ) - プロローグだけでこれからの展開が気になって仕方がないです、お気に入り登録失礼致します。 (2022年12月12日 11時) (レス) @page1 id: 38bde81259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rapier | 作成日時：2022年12月12日 7時
