38 ページ40
□□□
貴方side
恵達の送迎を終え、
書類の提出のため久々に高専に伺った
今日は皆任務だろうかいつもより人が少ない
貴方『七海ー!』
そういえば数日前メールで灰原が言ってたな
遠出の任務って。良かったちゃんと帰って来て
すらっとした長身の金髪の七海の姿
名前を呼び振り返ると、
アイツの顔には包帯を巻いており
口元は切れて血が流れていた
七海「……その、声はAさん、ですか」
貴方『あぁ…その怪我、任務でか?』
七海「……はい」
貴方『部屋まで送る』
七海「自分は…平気です
それより、灰原の方に行ってあげてください」
貴方『アイツも怪我したのか…?』
七海「……ッ」
貴方『七海……?』
七海「……呪術師はクソだ…」
そう言い残し七海は行ってしまう。
俺は急いで灰原の方へ向かう
普段見せないアイツの態度が
何故あーなったのが理解出来た
夏油「……Aさん…」
ダイエットでもしたかと言いたくなるほど傑は痩せており、もう”息をしていない”灰原が横たわっていた
夏油「…2級呪霊の討伐任務の筈が産土神信仰…土地神の1級案件だったんです。それで灰原は───」
貴方『……それ以降は言わなくていいよ見ればわかる。その任務はどうなった』
夏油「悟が引き継いでます」
あぁこの感覚去年もあったな。
数日前まで何気ない会話をしていたのに
それが急にプツと音を立てて消える
また、大事な人を”失った”
俺は、何をやってんだ
去年で学習しただろう
貴方『……傑は”いなくなるな”よ』
夏油「…!」
貴方『今回でこれか”最後”
───もう目の前から誰かが消えるのはごめんだ』
──────
──────────
貴方『夜蛾さん何度も変更してしまってすみません』
夜蛾「気にするな。それより本格的に呪術師に”復帰”で良かったのか?」
貴方『はい。…”灰原”の×で目が覚めたんです
俺に任務を集めてください
2級以上は俺が”全部”引き受けます
逆に2級以下は後輩に』
夜蛾「駄目だ お前に負担が多い上にリスクが高い」
貴方『大丈夫ですよ 俺今のところ怖いの後輩共と天与の暴君ぐらいなので』
夜蛾「………絶対死ぬな。いいな」
貴方『勿論です。後輩置いて死ねませんから』
□□□
531人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もすす(プロフ) - これからも楽しみにしてます!ありがとうございます!ありがとうございます‼︎ (8月24日 12時) (レス) @page48 id: 0f697efc31 (このIDを非表示/違反報告)
瑞瘡紅千樹 - あぁぁ!!!!ありがとうございますぅぅ!!!!これからも楽しみにしてます!!!! (8月24日 6時) (レス) @page48 id: 43fa893d9e (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - 面白かったです! (8月12日 10時) (レス) id: 8c70df45d4 (このIDを非表示/違反報告)
瑞瘡紅千樹 - 完結ッッ!!!!最ッッッ高でした!!!僕のQも受け取って下さり……!!本当に最高なお話でした!!!……もし、良かったら番外編とか…宜しいでしょうか?|´-`)チラリ 本当に楽しませて頂きました!!これからもずっと応援してます!!! (8月12日 8時) (レス) @page47 id: 9d24992ef8 (このIDを非表示/違反報告)
春爛漫(プロフ) - コメント失礼します!面白かったです!!自分的には本編めっちゃ描いてほしいです!!!!!!!マジ尊すぎて、控えめに言って超最高。 (8月11日 23時) (レス) @page47 id: 5a51d4644d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:嘉代15 | 作成日時:2023年7月13日 0時