その女、好みの男を拾う。

36日目 ページ36

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そして結果____行くことになってしまった




貴女『ほんとに大丈夫か？』


貴女『お金足りる？』


貴女『ご飯とか大丈夫？』


貴女『やっぱり行きたくねぇ！！！！』




時雨「はよ行けや」





貴女『ぐぅ……』


伏黒「へーきだって〜」


時雨「こいつを誰だと思ってんだクズのヒモだぞ」


伏黒「そーそープロのヒモな」





家の前で滅茶苦茶いい笑顔で見送られ
駅まで時雨に首根っこされる





貴女『おまァっ甚爾君を頼むぞ…マジで頼むぞ…！』



時雨「死に際に言いそうなセリフ残すな」



貴女『なんで2泊3日なんだ…！！一日でいいだろがぁ！！』


時雨「それもう旅行じゃねぇだろ」




烏間「金喜さん時間だ乗ってくれ」


貴女『うぅ…』


時雨「土産宜しく」


貴女『私より土産かよ』


時雨「じゃせんせコイツお願いします」





ポイッと地面におしりから落ちる
いてぇっな




貴女『お前ぇぇ！！伊藤久右衛門宇治ティラミス送り付けてやっからなァ！！ちゃんと食えよ！！』


時雨「サラッと高ぇやつじゃん楽しみにしてる」




こうして___私は無理やり新幹線の中へと乗りこみ2泊3日の修学旅行が始まった。

まさかアイツに会うとは知らずに_______







_______
__________





中村「金喜さーんボッキィ食う？」


※ボッキィとはポッキーの事です。



貴女『あーじゃくれ』




後ろ席に座るギャルからボッキィを貰う

新幹線に乗って数分窓を眺めながら食べていると何故かタコと目が合う。あ？




貴女『景色が最悪だ 目が腐る』


殺せんせー「〜〜！！！」



潮田「なんて窓に張り付いてんだよ殺せんせー！」



殺せんせー「いやぁ…駅中でスウィーツを買ってたら乗り遅れまして。次の駅までこの状態で行きます

ご心配なく 保護色にしてますから

服と荷物が張り付いて見えるだけです」



潮田「それはそれで不自然だよ！！」





で次の駅で新幹線は止まりタコが乗り込む





殺せんせー「金喜さん！！私を見て目が腐るとか失礼ですよ！」


貴女『事実だろ』




岡島「つーかそんなクソでかい荷物もってくんなよ」


速水「ただでさえ殺せんせー目立つのに」


中村「てか外で国家機密がこんな目立っちゃヤバくない？」





灰色の髪の男からカッターで削った鼻代わりを受け取るタコ
くっつけて嬉しそうにしている。

マッハで作れよ。


口の中に含んだボッキィをゴクリと飲み込んだ。



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