【暗殺教室】Ｅ組の太宰さん【文スト】参

#.123 ページ16

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〔貴女side〕



職員「皆ー！園長先生がお怪我しちゃってしばらくお仕事出来ないの
代わりにねこのお兄ちゃん達が何でもしてくれるって！」

子供「「はーい！！」」


何故私達は保育室学童保育わかばパークに来ているかと言うと昨日生徒がここの園長先生を怪我させてしまったからだ。それを賠償にここで2週間タダ働きすることになったのだ。



狭間「全く…なんで私ら無関係の生徒まで連帯責任かねぇ」

寺坂「面目ねぇ…あとすっげえ噛みつかれてる」



昨日の夜の連絡でここわかばパーク集合で建物の中に入る前にもっちりビンタをターゲットにされた。

全員平等に扱わないと不公平だからとか。



岡島「ごめんよ…」

神崎「気にしないで 人に怪我とか予測出来なかった私達も悪いし」



似してもこの建物随分ボロい
同じ事を考えていたのか磯貝君は職員の人に聞いていた。

お金が無いらしく、待機児童や不登校児がいれば片っ端から格安で預かってるらしい。

グイグイとワイシャツの上に着ているジレベストを軽く引っ張られた。
目線を下にやると女の子が1人。


女の子「………」ｼﾞｰ

貴女『こんにちは』



女の子と視線を合わせてしゃがみ挨拶をした。すると



女の子「決めた。アナタは今日から私の"羊"よ！」

貴女『"羊"？"執事"じゃなくて？』

女の子「うっ…！！うるさいわね！口が滑っただけよっ！」



なかなか面白い子発見。
職員に聞くとこの子の名前は華ちゃんというらしい。



華「アナタ名前は！答えなさい！」

貴女『Aです』

華「そうAね。じゃ命令よ私の為に喜ぶ事をしなさい！」

貴女『喜ぶ事……』



子供が喜ぶことってなんだろうか。
うーん……



貴女『華ちゃんはなにかして欲しいことはあるかい？』

華「手品をやりなさい！」

貴女『手品か いいよ』

華「ほんと！？」



やっぱりしてほしいことは本人に聞かなくちゃねそうすればさらに喜んでくれるかもしれないし



華「A！！早くやって！！」

貴女『その前に 華ちゃんは生き物で何が好き？』

華「猫が好きよ！！」

貴女『猫かいいね私も好きだよ』



華ちゃんの片方の手を両手で覆い目を閉じてある事を呟いた。

すると彼女は歓声をあげていた。

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