甘すぎるよ、お兄ちゃん【東リべ】

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「 …A、 」



『 なあに、蘭ちゃん 』







＿＿＿＿某日、昼






まだ寝ぼけた目でこちらを見る蘭ちゃんと、学校行く支度をする私

最早、遅刻なんてことは気にしていない










「 お前スカート短すぎ 」





そう言いながら不機嫌そうな顔で私のスカートの裾を持ってピラピラさせてくる







『 最近の子はみんなこれぐらいなの〜。蘭ちゃんの学校の女の子だって短いじゃん。 』



「 …そうだっけ、キョーミないから知らな〜い 」









わ、可哀想な女の子達…

何せ顔がいいからきっと蘭ちゃんに好意を寄せてる子沢山いるんだろうなあ、







「 そんなに足見せつけてたら悪い男が寄ってくるけどいいの 」





『 ん〜、そしたら蘭ちゃんが守ってね 』









なんて言えば、腕を引かれて蘭ちゃんの胸の中にすっぽり閉じ込められる








「 …お兄ちゃんともっかいお昼寝しよ 」





そのまま首の辺りに顔を埋めてスリスリしてくる






『 だ〜め！今日は学校行くって決めたの！ 』





いつもなら即答でいいよ〜って言って二度寝コースだけど今日はダメだ

どうしても学校行かないといけない








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