2-Bの美男美女【表裏】actⅡ編 (ページ47)

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嫌い？【表】"奥村の過去編" ページ47

side奥村
"マネージャーとして楽しんでいるわ！勿論、野球にも"
というAさんの笑顔ある答えだった。俺は少し歯を食いしばり
奥村「…ッ。Aさん…俺の話聞いて貰っていいですか？」
「…いいよ。何か嫌ってるの？
奥村「"野球を楽しむ"この言葉…俺はたまらなく嫌いです」！！」
俺は
奥村「実は…シニア時代に… …」
「何かあったのね。話してみなさい。私に」
Aさんに心を許した相手だからこそ…話すことにした。

【過去】
俺と拓がシニアにいた頃…
川崎「いいぞ！上手くなってるな！瀬戸！」
奥村「！」
川崎監督…それが前の俺たちの監督だった。
普段どれだけ綺麗事を並べようと
手に入れられる勲章が大きれば大きいほど人は本当の姿をのぞかせる…
川崎「チッ、何やってんだバカヤロー」
奥村(えっ！)

部員「え？やめるって監督が！？」
部員2「どうして？」
川崎監督は田辺シニアに行くことになった。ずっと俺たちのライバルだったチーム。俺たちを切り捨てた監督が悪いんだ。ここから俺はそう確信した。

奥村の母「前から噂はあったんだって。"紅林"や"鶴田"から選手の紹介料をもらっていたとか……
今回も相当お金が積まれたらしいよ」
と母さんが言ってた。