2-Bの美男美女【表裏】actⅡ編 (ページ34)

今日:11 hit、昨日:0 hit、合計:15,850 hit

心の中【表】ページ34

室内練習場に向かう
御幸「気持ちが空回りして地に足が着いていない奴の球受けんの結構しんどいのよ」
薫「えっ」
それの言葉を聞いた降谷は落ち込んだ。
「降谷、次の相手は"市大三高"だよ！準決勝、決勝とベストな状態に持っていくことが"エース"の役目でもあるよ！」
降谷「！」

一也は沢村を呼び、
御幸「次の試合の先発もこいつに譲ることになるぜ(ニヤッ」
沢村「"あ！？"(呆」
やっと沢村の番となった。すると
沢村「奥村！行くぞ！！アップ付き合ってくれんだろ？」
「い、いつの間に約束したんだ…」
予想外に沢村が奥村と組むことになってしまった。

奥村「俺に言ったこと随分違いますね…あの人はもっと投げたがっていた」
御幸「そうなんだよ。めんどくせぇ奴らなんだよ投手って生き物は。だから面白い！
奥村「…」だろ？(苦笑」
沢村「じゃー行くぞ！！」

パン、パン、パン…
奥村「！」
沢村「うぉ～し！あと6球～！！」
(気づいたのね…奥村君、沢村のキャッチボールは…全部胸元に投げてくるんだよ)

浅田(勢いと気合いだけの人かと思ってたら、どんな距離でも全部胸元に投げてくるんだよな……)

九鬼(コントロールいいイメージあるな……この人……)

拓馬「なんだってこんな事になってんだよ光舟…面白すぎるぞ！」