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『……さよなら……(ｶﾞｸｯ…)』
政宗｢白龍くん……？ねぇ……、返事してよっ！！白龍くん……っ｣
(何故……っ)
政宗｢何故、白龍くんの様な優しい人が……、全ては俺のせいだ……っ、俺が無理やり白龍くんを近侍にしたから……｣
『……異なりますよ、政宗公。全てはボクの意思ですよ……』
政宗｢……だったんだよね……｣
『え……？』
政宗｢俺……、白龍くんが大好きだったんだよね……｣
全員｢！！！？｣
政宗｢ふふっ、勿論、恋愛感情しての大好きだよ。白龍くんと出会った時から俺は白龍くんに想いを寄せていたんだよね……｣
『へ……//////』
政宗｢でもね……っ、ゲンロウ城とか街中にはね、俺と一緒で白龍くんに想いを寄せている人が沢山いるんだよ。ゲンロウ城は全員かな……っ｣
『あわわ……//////』
政宗｢ねぇ、白龍くん……っ、俺からもお願いがあるんだけど、俺の眼帯とか料理本とか都道府県大百科辞典、そして……黒斬剣艶桜を俺と思って連れて行ってくれるかな？｣
『……！！！(ｺﾞｿｯ…)政宗公の日本語とヤマト語の料理本と都道府県大百科辞典と眼帯……、そして……黒斬剣艶桜さん……(ﾁｬｷ…)』
白龍くんの懐には政宗公が忍ばせた日本語とヤマト語の料理本、都道府県大百科辞典、眼帯が入っていた。
政宗｢……白龍くん……っ、これからも俺の想い人は白龍くんだけだよ……？(ｽﾙ…)｣
全員｢！！！？｣
全員(まさか……)
『ん……？』
政宗公は白龍くんの右頬に優しく触れ……
そして……
政宗｢……(ﾁｭｯ…)｣
『！！！！？』
全員｢！！！！｣
『えあ……//////』
(唇に何か感触が残っておりますとお思いになりましたが……)
『……//////』
政宗公は白龍くんの唇に接吻した。
陸｢あれ……？まだ映像が……。あっ！！｣
全員｢！！！｣
『へ……？』
皐月｢すっげー！！！白龍の銅像じゃねーか！！！｣
白龍くんの身が滅び、ゲンロウの中心には、本来姿、通常姿、覚醒姿、能力姿の彼の四種類の人格の銅像が建っており、彼の銅像には溢れ、乗り切らな程、大量に供養が置かれていた。
『(ﾎﾟｶｰﾝ…)』
双葉｢あの……っ、すみません。白龍の銅像の周りに置かれていますのは供養物ですよね？｣
鬼灯｢はい、供養物です。こんなにも多過ぎる供養物、初めてみましたよ｣
『あわわ……っ』
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作者名：まふっち | 作成日時：2023年12月9日 21時
