おふろおふろ ページ23
メンチさんの試験が無事に終了し、今は飛行船の中だ。おじいちゃんは私に幾らかお小遣いをくれた。「孫に甘く出来るのはジジババの特権じゃ」とウインクして。
なんともおちゃめな祖父である。めちゃくちゃ早く順応しているがそのへんも血筋だろうか。
「まさかネテロの孫だったとはね♡」
「いやー、まさか私もそうだとは思わなかったけどねえ」
「…君さ♤」
「うん？」
「入浴中に入ってきた男に何の反応もないのかい♧」
そう、私は風呂に入っている。というのも豚さん捕獲の時に割と手が汚れたからである。一応洗ったけどやっぱり気持ち悪くてお風呂に入ったのだ。
そしたら何故かヒソカが入ってきたんだよねいやーびっくり。あっヒソカは服着てるからね！大丈夫！逆に言うなら私は全裸です。入浴剤真っ白だから見えてないよ多分。多分ね！
「別に見られて減るもんでもないしね」
「女のコとしてどうなのそれ♢」
「はいはい良いから出てった出てった。おじいちゃん呼ぶよ」
追い払えると思ったけどこいつには逆効果だった。「それもいいね♡」と歓喜に震えている。キモいな、とストレートに思った。
最悪ほんとにやばかったらイルミを呼ぼう。来てくれるかは分からないけれど私はそう固く決めた。え、どうやって呼ぶのかって？…叫べば来てくれると信じてる。
「でも本当、警戒心なさすぎじゃない？」
「うおおおったんかい」
前言撤回、既にいた。気がついたらヒソカの横にイルミがちょこんと立っていた。無論さらさらキューティクル素顔バージョンのイルミだ。湯煙を鬱陶しそうに払っている。
そんなイルミも可愛いね！！！と叫んでしまえればどれだけ楽なのだろう。いっそ今度言ってやろうかな。ちょっと打ち解けてきた気がするし。
「流石に全裸くらいで興奮しないよなとタカを括ってます」
「そんなことだろうと思った」
「最早馬鹿だね♤」
「ヒソカあとで殴るね。てかそう言うくらいなら出てけよ君ら。何女子の入ってる風呂に平然と押し入ってんだよ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 294人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「HUNTER×HUNTER」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にゃこ(プロフ) - 私の心境をしっかり代弁してくれる最高の夢主ですありがとうございます！！クラピカは天使ですね(吐血)更新楽しみに待ってます！ (2017年10月11日 17時) (
レス) id: 96f522b5ba (このIDを非表示/違反報告)
ぱるさん(プロフ) - 神崎舞さん» あー、本当ですね…！うっかりでした、ご指摘ありがとうございます！修正しておきました！ (2017年9月24日 11時) (レス) id: d90f3d4a31 (このIDを非表示/違反報告)
神崎舞(プロフ) - 『第七試合長くないかな』の話で、最後のキルアのセリフの主人公の名前固定になってませんか？ (2017年9月24日 10時) (レス) id: 348d6ee4b1 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるさん(プロフ) - ふわさん» 一日一回更新するように心がけております！よじ試験無事終わりました！キルアももうちょい出張らせますね！ありがとうございますがんばります！ (2017年9月22日 23時) (レス) id: d90f3d4a31 (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - 更新多いから嬉しいです！よじ試験終わりますね！（よじ試験だったっけ）お疲れ様です！キルア（ショタ）にすごく癒されたいです･･･。がんばってください！これからも応援しています！ (2017年9月22日 23時) (レス) id: 79dd4d3ff6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
