私はあわよくば貴方のことも助けたい ページ22
「で、おぬしコハクとヒスイの娘じゃろ」
「どっひゃあ、やっぱりお知り合いですか」
皆が必死でメンチさんの(訂正した)試練「ゆで卵」のためのクモワシの卵を取りに崖からワンチャンダイブしている間。
私はネテロさんと体育座りでお喋りしていた。というのもどうやら私の両親の知り合いらしい。
「いや、ヒスイわしの娘じゃし」
「うせやん」
まさかの祖父だった。うせやろ…?じゃあなんでお母さんはあんなに美女なんだ(失礼)
でもそういえばお母さんも年齢不詳だ…!!まさか私も年齢不詳になる…!?そういえば片鱗あったね!(※ハートキャッチ(物理)参照)
「え、おじいちゃん?」
「そうじゃ、おじいちゃんじゃよ。現におぬしメンチにデレデレだったじゃろ」
「血は争えないのかあ…」
なるほど、なら私がチートなのにも説明がつくな。ネテロ会長の孫だったのか私ってば。これには驚き国永も吃驚して落とし穴に落ちるだろう。
私は「はへー…」と変な声を出した。
「Aよ、おぬしはな、ヒスイにもじゃが、コハクにもよう似ておる。良いハンターになるじゃろうなあ」
ネテロさん…もとい、おじいちゃんはかっかっと笑った。
ハンター協会の会長たる彼に言われれば無論自信など底なし沼のように湧いてくる。
私は、『皆、助けるため』____そんな自分の目標を、漠然と思い出していた。
そのために、私ができる最善のこととは、何か。
「おじいちゃん、私、頑張る」
「程々にな」
「…うん」
私は顔を上げた。崖の方から、合格を貰えたらしいゴン達が手を振りながら駆け寄ってくる。
私は立ち上がって手を振り返した。
「…その歳で守るべき何かを見つけられるのは、大したことじゃよ。我が愛孫よ…」
「?…おじいちゃん、何?風で聞こえなかった」
「ほっほっほ。なあに…年寄りの戯言じゃよ」
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にゃこ(プロフ) - 私の心境をしっかり代弁してくれる最高の夢主ですありがとうございます!!クラピカは天使ですね(吐血)更新楽しみに待ってます! (2017年10月11日 17時) (レス) id: 96f522b5ba (このIDを非表示/違反報告)
ぱるさん(プロフ) - 神崎舞さん» あー、本当ですね…!うっかりでした、ご指摘ありがとうございます!修正しておきました! (2017年9月24日 11時) (レス) id: d90f3d4a31 (このIDを非表示/違反報告)
神崎舞(プロフ) - 『第七試合長くないかな』の話で、最後のキルアのセリフの主人公の名前固定になってませんか? (2017年9月24日 10時) (レス) id: 348d6ee4b1 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるさん(プロフ) - ふわさん» 一日一回更新するように心がけております!よじ試験無事終わりました!キルアももうちょい出張らせますね!ありがとうございますがんばります! (2017年9月22日 23時) (レス) id: d90f3d4a31 (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - 更新多いから嬉しいです!よじ試験終わりますね!(よじ試験だったっけ)お疲れ様です!キルア(ショタ)にすごく癒されたいです・・・。がんばってください!これからも応援しています! (2017年9月22日 23時) (レス) id: 79dd4d3ff6 (このIDを非表示/違反報告)
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