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山田side
ふと目が覚めて周りを見渡すけど、そこにあの男の子はいない
...全部、本当のことなんだろうか...
いや、今考えても時間の無駄だ
ホントのことなら明日...いや、今日、あいつがまた夢に出てくるだろ
めちゃくちゃ気になるけど...
涼介「...はぁ、考えるのやめよ...」
今日も朝から仕事で、帰るの遅くなるんだろな...
そんなことを考えながらバタバタと準備を始めた
結局、家に着く頃には12時をすぎていた
涼介「...あ"〜...どうしよ...」
あとは寝るだけなんだけど、多分ベッドに入ったら自動的に眠くなってあいつと会うことになるんだろうし...
涼介「嫌なんだよな〜...あいつ...」
生意気だし
でも明日も仕事があるから寝ない訳にもいかない
悶々と考えていても時間だけがすぎてしまってどうしようもない
...あ"ー!!!あ"たまいだい...
涼介「ん〜...あっ、そうだ...」
ピコンッ、って効果音が着きそうなほどの思いつきにふふふっと笑いながらリビングの机に座り、それを始める
終わったらそれを大事に部屋の引き出しにしまって、よしっ、と一息入れてからベッドに潜り込んだ
......
ぽ...
ぽちゃ...
ポチャン......
,
,
『ねぇ、涼介...私はこれで良かったのかな...』
,
,
ガバッ!!!
涼介「はぁっ、はあっ!!なん、だ...今の...」
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作者名:有谷 彩涼 | 作成日時:2019年6月21日 20時