第132話 お賽銭をケチるやつにな天罰が下る。 ページ41
『……何で笑うんですか』
「あれ、バレてた？いや別に……何か……、可愛いなって思っただけ、なんだけど？」
『んなっ……！？』
何故！！何故この人達は恥ずかしいことをさも平然と言ってくるのっ！？
私はまた顔が赤くなってしまった。もう勘弁して下さい……。
「そうやって顔がすぐ赤くなるところも可愛いし、それを隠そうと必死な顔をするのを可愛い」
『なななっ……』
や、ヤバイ！この人ヤバイ！恥ずかしい！本当に恥ずかしいいぃぃ！
すると、不意に私の頬をピタ、と触られた。結構大きくて、男の人らしい手だと分かった。しかも、な、何か良い匂いするんですけど……！？
『い、一松さん？』
「……ねぇA？ “あの時” のこと……覚えてる？」
『あ、あの時……？？』
私は頬を触られたまま、うーんと頭を捻った。……あの時って、ナニ？お金大好き過ぎて神社にお賽銭も入れずにあつかましいお願いしたことかな？……いっ、いやいやいや、私は勿論してないけどね？？
「何だ、覚えてないの？」
『は、はい。ごめんなさい……』
「謝んなくていいよ。……じゃ、思い出させてあげようか？」
『へっ？うーん……私も気になりますし……。……お願いします！』
「ん。じゃ、目を瞑って」
『はい』
私はすっ、と目を瞑った。暗闇しか見えない中、何をするのかとワクワクもあり、ドキドキもしていた。一松さんはああ見えて意外にもいい人だし……悪いことはしないだろう。
私の顔の前に気配を感じた。どんどん近付いている気がするような……ってこれ、まさか。
と思ったところでもう遅い。私の唇はもう既に夜の狼によって奪われていた。
『っ！？ん、んーっ？』
「ん……大丈夫、まだある。……ゆっくりと思い出していけばいい……」
そう言ってまた口付ける。もしかして、これもしかして。あの……私のファーストキスの上書き事件のやつ！？やっ、ヤバイよそれは！
そう思いながらも抵抗出来なかった。その見た目でどこから力が？と思う程にと押さえつけられた。またもや男の人だと分からされた。
第133話 色気が半端ない人って直視出来ないよね。まあ私はしますけど。→←第131話 冷え症の私は常にカイロを持ち歩いているんだよぉ！（冬限定）
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ヒナ - なんか、全部良すぎて決められん！ (2018年1月26日 6時) (
レス) id: 7822f14dc9 (このIDを非表示/違反報告)
ｼｮﾎﾞﾝ(プロフ) - え？じゃあ私も……おそ松兄さんをいただきm((兄さんの取り合いになるｗｗｗ神作者粉粉粉粉粉さんｖｓ駄作者ｼｮﾎﾞﾝの戦いですねｗｗｗ負ける気しかしないｗｗｗｗ (2017年12月3日 23時) (レス) id: cfb5abdebb (このIDを非表示/違反報告)
粉粉粉粉粉 - ちぃさん» 私の作品が好きだと言ってくださるなんて嬉しいです！励みになります！あ、ハゲじゃないです！ふむ、良いご趣味（アニメ）をお持ちで。リゼちゃんとシャロちゃんは今日も天使です。背中を押されながらも更新頑張りますー！ (2017年12月2日 22時) (レス) id: 69bd423521 (このIDを非表示/違反報告)
粉粉粉粉粉 - ちぃさん» ぬあっ！？こんなにたくさんのコメント、ありがとうございます！長らくお待たせしました、コナゴでございます。長男は愛すべき為に生まれたのです。尊いです。はぁしんどい。 (2017年12月2日 22時) (レス) id: 69bd423521 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 更新はやーーくぅ そなたが更新するのを楽しみにまっているぞい！((ニコッ (2017年11月23日 14時) (レス) id: a8a7c657ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：粉粉粉粉粉 | 作者ホームページ：http://Conago
作成日時：2016年5月2日 23時
