お隣さんは男装女子！？part3【おそ松さん】

第108話　前世は悪魔？残念、現世から悪魔でした。 ページ17

『やっ、べ、別にっ、何で、もありま、せんけどっ！私っ、今か、ら体洗う、んでっ！出てっ、てくれませ、んか？！』

俯き、途切れ途切れになりながらも私はおそ松さんに言った。何だか顔が熱くて。多分、顔が真っ赤になっている様な気がして。

「えー、出てってどうすんのさぁー。俺はねぇ、今からAの体を洗いに来たの！さぁて、どっから洗ってこっかなー」←

『うっわ、クズさ変わってない……。……って！なっ、なに勝手に触ってっ……、っ！？』←

いきなり私はおそ松さんに私の唇に人差し指を置かれる。

「そういう事は言っちゃダメだよ？A、女の子でしょ？そんな “ワルいコ” には “お仕置き” が必要かなぁ？」

そうまたニッコリ笑っておそ松さんは言った。悪魔だろお前。本当は悪魔だろ。前世は絶対に悪魔だろ！！←

駄作者「デビおそか……、ありがとうございます！！！……あと何かF6の兄さんみたいになってる。何これ」←

ふっとおそ松さんと私との顔と顔との距離が近くなる。やめて！！至近距離やめて！！お願いだからぁぁぁあああ！！！←

『っ……？！かっ、顔っ、近っ……！！！』

「ん？どうしたの？大丈夫？……A」

耳元で低く甘い声で囁かれて、顔に熱を帯びていくのが解る。

『ひゃっ……！やっ、やめっ……！！』

「俺、なぁんにもしてないよ？」

また至近距離でニコリと笑う。ちょっともう一発殴ろうかな。←

……なんて思っていても、やっぱり何故か殴れなくて。怒れなくて。ただ、されるがままで。

『っっ……。か、らだ洗うからぁ……出てっ、て下さ、いよぉ……』

私は涙目でおそ松さんに抗議をした。けれどそれが逆効果だったらしい。

「そんな可愛い顔で言われたら俺さぁ……我慢出来なくなっちゃうじゃん」

『いやもう我慢出来てないだろ』、と言おうとしたが言えなかった。←

何故かって？……うふふ、察して♡←

嘘ですごめんなさい言いますハイ。←

私の唇が塞がれたからでぇーす♡←

てか何？皆キス魔？そんなん喜ぶの駄作者だけだかんね。←

『んっ、やっ、やめっ……っん、』

「ん、っ……。……ねぇ、告白の返事、聞かせてよ」

『まっ、まだ保留という事ではダメでーー』
「ダメ」

『えぇっ？！うっ、嘘っ……』

「嘘じゃないよ？だって俺、本当にAの事、好きだもん」

『っっっっ〜〜〜〜！！』

……この六つ子の長男は人が赤面する様な事を平気で言ってみせる様で……。
＿＿
こんな事言われたらﾀﾋんでも良いですね。←

第109話　保留と言ったら保留だ馬鹿者！！分かったか！！→←第107話　実体ですね（白目）

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す