お隣さんは男装女子！？part2【おそ松さん】

第７５話　問題解決？ ページ29

私達がおそ松さんに声を荒げている時、いつの間にかカラ松さんが私の隣に立っていた。

「い、一体皆は何を話しているんだ……？」

『えっ！？カ、カラ松さん……その……』

「カラ松、それがなぁーー」
『おっ、おそ松さん！？」

「お前が十四松に恋心を抱いているみたいだからさ、どうしようかって話してたんだよねー」

「「……えっ？」」

おそ松さんの衝撃的な言葉に、二人は驚きを隠せない様だった。……ごめんなさいカラ松さん。つい言っちゃうんDA☆←

「ご、誤解だマイブラザー！！確かに十四松は可愛い俺の弟だが、俺は十四松に恋心なんて抱いていないぞ！？」

「カラ松兄さんが、俺にぃー！？へぇーっ！！ところで鯉ってあのサカナ？俺サカナじゃないよー？！」←

『十四松さん、それ「鯉」です。こっちの「恋」です』

「恋ー？ふぅーん！何それー！？あっ、俺がAにしてるヤツかなあ！？」←

『えっ？今なんて……？』

「えー？！忘れちゃったー！アッハハー！！」←

『そ、そうですか……。ところで、本当にカラ松さんは十四松さんの事ーー』←
「俺の話聞いてたぁ！？泣くよ！？俺泣くよ！？良いの！？」←←

『えっ、カラ松さん、キャラ崩壊してるじゃないですか……。っていうか泣かれるのは困ります……』←

私が困った様に眉を下げると、半泣きだったカラ松さんはハッとした様にサングラスをかけた。うんイタイ。←

「俺の愛しの兄弟とAは、最大な誤解をしている……。俺は勿論の事だが、異性の人しか愛せない……。ましてや兄弟などに恋愛感情なんて産む訳がない……。よって、俺は十四松に恋心は抱いていないって訳さ……。解ったかい？カラ松girl&boys？」←

「ハイハイ。わあったってのー。チェー何だよ面白くねぇなぁー」←

『え？おそ松さん……気付いてたんですか……。……言えよ！！』←

「うぉっ！？どうしたのAチャーン？いきなりキャラ崩壊したらダメでしょー？そんな悪いコにはお仕置きが必要だぁ☆」←←

『そのお仕置きとやらはチョロ松さんにやっていれば良いんじゃないですか』←←

「えええぇぇ！？」

「じゃあチョロ松、覚悟しろー！！」←

「こっ、こっち来んなぁぁああ！！！」
＿＿
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