第63話 やっぱり女子は常識人()が良い ページ16
おそ松さんから話を聞いたところによると、どうやら入ってきた人達はおそ松さんの両親らしい。
「貴方がニート三号の彼女ね!!」←
『違いますよ!!誤解です!!』
「じゃあ何で押し倒されてたんだ?」
『っえ、いや、その……』
私がしどろもどろになっていると、いつの間にかチョロ松さんが復活していた。
「母さん、この人は僕の彼女じゃないよ」
「じゃあ何で押し倒していたの?」
「ちょっとしたハプニングなんだ。でも、この人はとても大切な人なんだ」
「「『チョロ松さん……/ニート三号……』」」←
両親は涙ぐむと、私の方に向き直って頭を下げた。
「どうかニート三号を……よろしくお願いします」
『あ、私もうチョロ松さんと結婚する事前提なんですね』
「け、結婚んんん!?」
何故かアタフタと慌て出したチョロ松さんに向かって微笑しながら私は両親に向かって口を開いた。
『私、チョロ松さんの事は “恋愛的” に “1mm” も “何も思ってません” ので、他の子と結婚する方が良いかと……』←
「まあ……フッww」←
「ブッハハハハハwwwチョロ松聞いたか!?お兄ちゃん大爆笑ーーウボァ!!」←
「ホント何なのお前。タヒね」←
大爆笑しているおそ松さんに鳩尾にキックするチョロ松さん。
「じゃあどの松を貰ってくれるの?」
『ど、どの松って……?』
「勿論、ニート達の事よ!」
『え、えぇ?皆さんも私に決められて困りますよねーーわっ!?』
いつの間にか喧嘩を止めて、松野さんが私の周りに集まっていた。うん、困った。←
『ぜ、全員平等に好きですよ?』
「じゃあ全員貰ってくれるの?」←
『そ、それはちょっと……』
「「「(´・ω・`)(期待の眼差し)」」」←
私は頭を抱え込み、頭をフル回転させながら考えた。
どうしたら傷付きもせず、よって全員平等でいられる?
『えっと、全員素敵で格好いいので決められません!!』←
「「「「ええぇぇぇ!!」」」」
『本当にごめんなさい!!勘弁して下さい!!』
「本音は?」
『一番常識人()のチョロ松さん』←
「よっしゃぁぁああ!!何か()ついてるけどよっしゃぁぁああ!!」←
この後、チョロ松さんは一人で大喜びしていました。←
今まで更新出来なかった理由→←第62話 少女漫画にはよくあるけど現実には無いんだと思い知らされる
172人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ショコラ - 第65話の「溢してる」は「溢れてる」じゃないでしょうか?? (2018年1月18日 12時) (レス) id: 0c05feb430 (このIDを非表示/違反報告)
ソエル(グラデ松が好きすぎて鼻血がガチで出た人間) - ロリィのかい 水玉●●ーボーイみたいっすねー!!! (2017年1月1日 8時) (レス) id: e5d5f3a62f (このIDを非表示/違反報告)
粉粉粉粉粉 - えるつんさん» ぬおおお返信遅れてスミマセンンンンンン(( まさかえるつん様・・・・・・最俺を知ってるとはっ!フジィ!!フジ好きだよ好きだけどごめんね北のヤンキーの方が好きなんだ(( すっ、素敵な作品だなんてぇ・・・とんでもございません!!ありがとうございます!! (2016年12月28日 0時) (レス) id: 50c053d93a (このIDを非表示/違反報告)
えるつん - フッジサーンだと…。フジ…あ、なんかフジとチョロ松って突っ込みやくで気が合いそう…。素敵な作品あざす! (2016年6月26日 20時) (レス) id: d306f97df7 (このIDを非表示/違反報告)
粉粉粉粉粉 - 違うよ、神r【自主規制】ちゃん……!私が欲しいのはそのモジャの本体だ……!!←← だがしかし、髪はむしっていくぞ。←← 「あ"あ"あ"ぁぁ俺の髪がァァアア!!」←← あれ?どこぞのモジャが嘆いている……。←← (2016年5月8日 21時) (レス) id: 001fe28574 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:粉粉粉粉粉 | 作者ホームページ:http://Conago
作成日時:2016年3月7日 22時