9 ページ9
先生がマイクを切った
『其れで…僕になにを聞きたいんですか…』
柊「津島A。お前は…何者だ」
何者か、と柊がピリピリした雰囲気で聞いてきた
それにしても唐突だ
『僕ですか…?僕は、唯の高校生ですよ』
柊「じゃあ!…じゃあ、何故お前が生きてきた履歴が真っ白で、過去に生きた形跡全てが無いんだよ!」
『知りません。自分の過去も本当の名前も。』
俺が云った事は全くの嘘だ
俺には小泉Aと云う名前がある
柊「…嘘じゃ無いな…?」
『嘘偽りはない故…早く教室へ帰して頂きたい次第ですね……あ…』
いつも、社長など慕っている方に敬語を使う時の癖が出てしまったが、大丈夫だろうか
柊「まだ駄目だ。お前が持ってるその短刀、それで何人殺した?」
何人殺した、か…まて、可笑しい
『え?』
…俺は武装探偵だ。この短刀は護身用
別に殺しはしてない
それなら…異能力を見られた可能性がある
俺の異能でできるのは、異能で作ったナイフで人を刺すことだろう、俺の異能で刺しても、傷一つ付かないが
不思議だろう。確かに刺さったのに、元通りになる
だが、刺された人は、痛みを伴い気絶する
他にもあるが、ナイフでやっている主な事はこれだ
もう一つの可能性は…………
マフィアの時…だろうか
10人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:オタクは楽しい! | 作者ホームページ:http://2007817
作成日時:2021年3月15日 1時