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先生がマイクを切った


『其れで…僕になにを聞きたいんですか…』






柊「津島A。お前は…何者だ」

何者か、と柊がピリピリした雰囲気で聞いてきた
それにしても唐突だ

『僕ですか…?僕は、唯の高校生ですよ』

柊「じゃあ!…じゃあ、何故お前が生きてきた履歴が真っ白で、過去に生きた形跡全てが無いんだよ!」

『知りません。自分の過去も本当の名前も。』

俺が云った事は全くの嘘だ
俺には小泉Aと云う名前がある

柊「…嘘じゃ無いな…?」



『嘘偽りはない故…早く教室へ帰して頂きたい次第ですね……あ…』

いつも、社長など慕っている方に敬語を使う時の癖が出てしまったが、大丈夫だろうか

柊「まだ駄目だ。お前が持ってるその短刀、それで何人殺した?」

何人殺した、か…まて、可笑しい

『え?』

…俺は武装探偵だ。この短刀は護身用
別に殺しはしてない
それなら…異能力を見られた可能性がある

俺の異能でできるのは、異能で作ったナイフで人を刺すことだろう、俺の異能で刺しても、傷一つ付かないが

不思議だろう。確かに刺さったのに、元通りになる
だが、刺された人は、痛みを伴い気絶する

他にもあるが、ナイフでやっている主な事はこれだ

もう一つの可能性は…………








マフィアの時…だろうか

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作者名:オタクは楽しい! | 作者ホームページ:http://2007817  
作成日時:2021年3月15日 1時

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