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『……お前等なら、答えを間違えずに正解を出せたの?
別にそうじゃないよね。其れに…茅野が間違った?
最初の答えはお前等が導き出したものだったよね。其れだって結果的に間違ってたでしょ。君たちの意見を其れを茅野が其の侭云っただけで、茅野の意思じゃないよね?
その理論なら、間違えた答えを茅野に云わせたお前等が死ななきゃでしょ
でも、死にたくないよね?怖いもんね?
だからって、答えを間違った茅野に死ねって云うの?考えてみなよ
ねぇ、「死」って、弑すって如何云う事か本当に知ってる?如何云う事かも解らずに今のお前らは弑す、弑せ、死ね、死ねば良かったって…そんな事を簡単に云うの?
…本当にその言葉の意味が如何云う事なのか、解ってる?
…逢いたくても、逢えない…あんなに近くに…手の届く場所にいたのに…守れる場所にいたのに……
…でもまぁ、死んでしまえば人生なんて其処迄
其処を考えろ。言霊は強いんだよ…
…あぁ、そうだ…次変なこと言ったやつ全員の喉掻っ切ってやるよ。そんな声、あってもなくても変わらないだろ。
影山玲奈が受けた痛み比べたらなんてことないって!そうだろう?」
最後の言葉には殺気を込めた
だからなのかすっごく怯えてるみたいだ
…あぁ、駄目だ…俺の悪いところが出てる…
治《先輩!》
治には心配を掛けているな…本当に心配しているのかは知らないが
『はぁ…わかってるって…大丈夫』
柊「…なんだよ…津島以外の反論者は無しか?え?お前ら茅野が死ねば佳いって思ってるのか…ッハハハハハハハハハハ!!!!!!………ッアハハハハハハハハハ!!!!!!」
柊が突然狂った様に笑い出した
黒板に手をついて五月蝿い位に笑う
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作者名:オタクは楽しい! | 作者ホームページ:http://2007817
作成日時:2021年3月15日 1時