お仕置き短編集2

・ ページ22

秀吾目線


今回は本気で心配させられたんだ。


痛い思いしてもらわねーと。


パァァンパァァンパァァンパァァンパァァン!!
パァァンパァァンパァァンパァァンパァァン!!
パァァンパァァンパァァンパァァンパァァン!!
パァァンパァァンパァァンパァァンパァァン!!


もも「痛いっ…(泣)」


パァァンパァァンパァァンパァァンパァァン!!
パァァンパァァンパァァンパァァンパァァン!!
パァァンパァァンパァァンパァァンパァァン!!
パァァンパァァンパァァンパァァンパァァン!!


もも「お兄ちゃんっ…やだぁ…(泣)」


パァァンパァァンパァァンパァァンパァァン!!
パァァンパァァンパァァンパァァンパァァン!!
パァァンパァァンパァァンパァァンパァァン!!
パァァンパァァンパァァンパァァンパァァン!!


もも「ごめんなさいっ…もぉしないっ…(泣)」


秀吾「外泊するなとは言わない。だけど何の報告もなしに遊ぶな。本気で心配したんだからな。」


もも「はい…ごめんなさいっ…(泣)」


秀吾「じゃあおしまい。」


もも「ふぇっ…お兄ちゃんっ…(泣)」


秀吾「はいはい。あぁ、眠っ。」



もも目線


あれ、聞いてみよ。


もも「お兄ちゃんっ…ももが帰って来た時なにやったの？(泣)」


秀吾「ん？ももが酒とか煙草に手出してないかの確認。」


もも「へ、へぇ。」


秀吾「なんか心当たりがありそうだな？」


もも「別にないよっ…」


秀吾「そっか。俺ちょっと寝たいんだけど。お前のせいで寝てないんだわ。」


もも「えっ…」


秀吾「ふふっ、それくらい大事なんだよ。お前は。おやすみ。」


お兄ちゃんは私の頭をぽんと撫でてリビングを出た。



お兄ちゃんが起きたらもう一回謝らないと。




終了

執事×不良娘　イタズラ→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す