Dream story.021 ページ23
「豪炎寺! やっぱお前は豪炎寺だな!」
「それはどういう評価ですか……?」
「だが、あいつはもはや"エースストライカー"などという枠には位置しないだろう」
それぞれが思いを告げる中、相手のキックオフで続きが始まった。
またもや謎の機械音が耳を貫き、今度はイレブンバンドの発信音だと気づく。
軽くあたりを見渡せば、韓国の2人の選手が何やら情報を受け取ったらしく、口を歪ませていた。
豪炎寺さんから明日人さん、そしてまた豪炎寺さんへ渡るはずのパスは高めに上げられた。
その豪炎寺さんと向き合うようにして駆け込んでくるのは、先程の2人の選手だった。
__その2人の背中には、青い太陽が見えた。
「……いけない!豪炎寺さん、戻ってください!!」
「あっ、こら! 朱月!!」
風丸さんの声がかかるも、私は一目散に上がっていく。
豪炎寺さんが取れると思い込んで飛び上がったその瞬間、彼の右目には謎の光が突き刺さる。
それに耐えきれず瞑った彼に向かって、右膝へかけてあの人たちが蹴りをかました。
……完璧な、レッドカード行為のハズだった。
試合は中断され、駆けつけたマネージャーによってアイシングを施されるも。豪炎寺さんは激しいダメージを負ったのか酷く顔を歪ませた。
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作者名:ジューガ | 作成日時:2018年11月18日 13時