CS_ 君を愛して100年目

_ 性格 〜 ページ2

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【性格】
世の中の女の子は皆理由なく愛されるべきであり、そして自分が愛してあげるべき存在である、という信念の元に生きる女の子大好き人間。
アンニュイな雰囲気の漂う美麗な容姿からはあまり想像はつかないが、女の子のこととなるととんでもなく積極的になる。街に繰り出すと、暇を持て余していそうな女の子を見つけてはあれこれ口実を作って近付き、最終的には連絡先までゲットする。年下にナンパらしいナンパをすることはそこまでないが、年が近い相手には割とストレートに声を掛けることも多々。
そんな好き放題な生活をするので、時には女の子に平手打ちをかまされて盛大に振られる、なんてこともある。が、しかしそれでもめげずに他の女の子を口説きに行くその姿勢からは、彼女の持つ強い心根が伺える。

男には女の子とは打って変わって冷たく、必要がなければほぼ喋らずに、見た目の通りに興味なさ気な態度を取る。完全な女子専。

正義感がある、というわけではなく、かといって反社会的な思考を抱いている訳でもない、本来ならばほぼ全ての物事に無関心な彼女の心を、唯一引きつけたのが“女の子”という可憐な存在。
指通りの良い髪、有りもしない幻想に憧れてただただ輝く瞳、甘いスイーツと言葉で綻ぶ笑顔。その全てがどうしようもなく愛おしい。
何の配慮もせずにばっさりと切り捨てられた髪、現実を諦めた暗い瞳、苦痛で幾分か歪んだ笑み。その全ては例えようもない程に奇麗だ。
どこを切り取っても、どこから見ても美しいと言わしめるそれの、できる限り近くに居たいと。儚く、逞しい少女達の生き様を目に焼き付ける為だけに、今を生きているのが彼女である。



【魔法】自分から触れた相手を魅了する魔法

文字通りの魔法。しかし、触れるだけと云っても指先で頬をちょん、とつつく程度では魔法は発動しない。
ハグやら接吻やら握手やら、何かしらこちらからの好意を示すことができる形で触れた場合にのみ魅了ができる。

魅了の効果は触れてから三十秒。それ以降は例え触れ続けていても効果が持続しない。再度触れ直せばまた発揮される。
この能力はあくまで魅了する、相手を一時的に恋に落とすというだけで、相手の恋愛観によっては攻撃が止まず、なんなら更に増す可能性もある。
相手が「好きな人は攻撃できない」という考えならば、先ず抵抗することもできないだろうが、「好きな人と心中がしたい」、「好きな人は自分で手にかけたい」という考えだった場合には彼女にまた襲いかかってくる。
そういった危険もある為、無闇に魅了すれば良い訳でもない。


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