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「竜胆ー？どうしたその顔」
知ってるよ兄ちゃん
酷い顔だろ
「りーんどー？？？」
「………なに」
低い、
弱い、
俺の声が空気を震わせる
まるでやつれた男の声に耳を塞ぎたくなった
「もしかして別れたとか〜？」
「……………………まあ」
兄ちゃんは面食らった顔をして、それから納得したように頷いた
「あー。でも俺も竜胆と同じことするかも」
「兄ちゃんも？」
「大事な子だろー？あの子にこっちは向いてねえよ」
「…だよな。」
乾いた笑いと共に紡ぎ出された言葉に頷いて、
安堵感と、罪悪感に襲われた
実は、
実はさ、
俺と一緒にこっちの世界に来てくんねえかな、ってちょっとだけ思っちまったんだ
ごめんな
やっぱりお前には無理だとよ
兄ちゃんのお墨付きだ
「でも、」
俺は次に自身の耳に届いた言葉に目を見開いた
じゃあ俺は
尚更、どうすればいい
「自信と覚悟があるんだったら話は別、だけどな」
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きええ - 泣きました (8月15日 20時) (
レス) @page44 id: cf5db4757e (このIDを非表示/違反報告)
マグロケーキ - こちらの作品の題名に惹かれ、最新話まで一気に読み進めてしまいました。読み進めていく内に、竜胆さんと彼女さんの関係と話の展開に胸がドキドキしっぱなしでした。私の生きている時代にこのような素晴らしい作品に出会う事ができてとても嬉しいです。 (2023年4月1日 23時) (レス) @page38 id: c32fd47087 (このIDを非表示/違反報告)
防弾チョッキ（初心者） - ﾎハァｯｯ⤴︎。え、え、りん・・・え？ちゅき。天才でつか？ (2022年9月10日 22時) (レス) id: 16da95312d (このIDを非表示/違反報告)
莉夢#梵天の信者(プロフ) - あぁ、、、好きです、、、(*‘ω‘ *)文才力仏。 (2022年9月10日 15時) (レス) @page33 id: 9e38cf74ca (このIDを非表示/違反報告)
すけ。(プロフ) - 光華さん» わ〜！ありがとうございます！！シンプルに心に刺さりました嬉しいです(涙)ぜひぜひ楽しんでって下さい！ (2021年12月26日 7時) (レス) id: ed5ef07a0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澄芥 | 作成日時：2021年11月8日 20時
