【銀魂】空から女の子が降ってきました。

々 ページ38

「ふふ、初々しいわねー！」



桂「そうだな！！」



『桂君？何言ってんの？？？』



「別に照れなくてもいいのよ！私が若い頃なんかねー…」






とりあえず女将の話を右から左に受け流し、隣に座る桂君を信じられない物を見るような目で見つめながらざる蕎麦を食べ終えた。


食べ終えて放心状態のままで居ると桂君に手を引っ張られる。






桂「という事で我々は失礼する。A行くぞ」



『え、あっ、うん、？でもお金…、』



桂「俺が払っておいた。行くぞ」






え、イケメンか？？腹立つな……






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まあそんなこんなで店を出て人気の無い所に来てからは私は正気に戻り。






『桂君？』



桂「いや、済まぬな。あの女将の話は長いからつい」



『いや別にそれはいいんだけど時をかける少女が……ハァ…まあいいや。遊びの続きだ』



桂「分かった。……では、エリザベスに会いに行こうではないか！！」



『エリザベス？女性かい？』



桂「いや違う。ペットの様な物だ！」






………………は？？？待って待って待って、女性は？なんでペットに会わされてんの私？






『ふざけないで欲しいな？？？』



桂「ま、待てA。エリザベスは愛らしいぞ！！よ、よくみたら可愛いし愛着が湧くから！」



『興味無＿＿＿いやでも暇だしな…面白いなら良いや』






そうして蕎麦屋の次には屋根の上を飛び移りながら散歩したり謎の生物エリザベスとの交流したり等等。




……中々に楽しかった。え、てかエリザベスって意外に可愛くないかい？最初は不気味だったけど愛着が湧いて来たんだよね。看板を使って筆記で話すのには吃驚したけども。









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まあ、そんな訳で。日が落ちて、すっかり夕方になった。






『あー楽しかったー！じゃあまたね、エリザベス』



"また会いましょう"






エリザベスは浪士達との会議があるらしく、行ってしまった。

取り残された私達は、そろそろ帰るかと一息ついて微かな夕日が照らす路地裏を二人で歩く。






『いやー、楽しかったねぇ』



桂「……Aは、変わって居るな」



『ん？何だい急に？変わっている自覚は無いけど』






まあ自 殺願望者なのは人とは違うのかもしれないけど。









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