【銀魂】空から女の子が降ってきました。

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とりあえず桂君について行き、着いたのは小綺麗な蕎麦屋。和風って感じのお店でとても質素だ。






桂「ざる蕎麦がオススメだぞ」



『そう？じゃあ、ざる蕎麦にしようかなー』






ざる蕎麦を頼んで二人で座る。






『ねぇ桂君』



桂「なんだ」



『君、綺麗な女性は知っている？』



桂「？美人か？未亡人なら知っているが」



『えっ凄い趣味してる…人妻好き？でも私は既婚者や恋人がいる子ダメなんだよなァ…心中したかった…』



桂「違う未亡人の相談に乗る事が多いだけ…ん？し、心中！？自 殺願望者なのか？！」



『あり？言ってなかったっけ』



桂「まさかこの天人の蔓延る世界に飽き飽きして…それとも重たい過去が…？！」






いや話聞けー？

え、どうしよう心中候補の女性紹介してもらおうとしたら盛大な勘違いをされてんだけど…なんなの？アホの子なの？






桂「A…案ずるな、俺と共に日本の夜明けへ向かおう」



『案じるのは君の頭』



桂「大丈夫だ。共に国を救おうじゃないか！！」






ねぇやっぱり君アホでしょ。幕府に興味無いとは言え、私一応真撰組だからね？






「はい、ざる蕎麦お待ち！」



『お、来た。食べようか、桂君』



桂「……あぁ。考えておいてくれよ」



『あー、はいはい』






ざる蕎麦をもぐもぐと頬張る。

……ん、うま。この店アタリだ。桂君に感謝しないと。






「小太郎ちゃん、ついに恋人かい？全くもう、こんな美人さん連れて来ちゃって！」



『ゴファ！！！』






やべぇ蕎麦吹いちゃった。いやだってちょっと女将？お断りだよヅラとの恋物語とか。誰に需要あんの？






桂「ヅラじゃない桂だ！！！」






うるさいよ。






「うふふ、仲が良いのね」



『いや、違うからね。全くもって違います女将さん。何か勘違いしてません？？』






まず桂君は人妻がタイプだから私と恋人だなんて考えられない。そして人妻好きな奴と恋人なんて私が嫌だ。






桂「俺は人妻が好きと言う訳ではない！！」






だからうるさいよ。



てかなんで心の声聞こえてんの？？私声に出したっけ？出してないよね？






「いつからお付き合いしているの？」



『いやだから』



桂「……来月…じゃない！先月からだ！」



『は？？』






…………何言ってんの？？？

誤魔化す為にだとしても何で最初に来月って言いかけたの？時をかける少女なの？？










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