ST-60 ページ20
思いの外早く着いたものだ、十数分かかると思っていたら半分の五分で着いてしまっまた
目の前には最上階フロアへの扉
ただし相手はヤクザのボス、ノーセキュリティノーガードマン
丸腰で悠々と寝ているわけではあるまい
時間が迫っていようとも焦りは禁物、まずは扉を挟んだ向こう側の状況把握
ヒラには事前にこのマンションのセキュリティシステムに入ってもらっていて監視カメラを見てもらっている
「__Aの目の前の扉前に二人、そこからは割と広い間隔で八人
組長さんの部屋前の扉にまた二人、と廊下はそんなもんだね
生憎、監視カメラが無いせいで寝室の情報までは伝えられないけど死にはしないでしょ
ちなみに各自ハンドガン1本ずつ持ってるっぽい
じゃ、ほうれん草よろしく」
死にはしないって、保証がある訳でもないし普通に人数多いし……
無理ゲーでは???????
飛んできた弾をナイフで弾くことが出来るのか、十二人相手に
念には念を入れて持ってきたサブマシンガンが早速役に立つとは思わなかった
エイムつよつよAちゃんなら行けるっしょ、サプレッサーも良いの付けてきたし寝室に聞こえる音も最小限!!!!!!
なんて自分を鼓舞して、1人目確実に仕留める為に腰を低くして銃を構え扉をゆっくり開けていく
弾が通るか通らないかのギリギリの隙間から間近の敵に一発ヘッドショットをお見舞いし、動揺している間に反対側のもう1人に逆手に持ったナイフを突き刺す
これが理想
残りの十人は、死体を盾に利用してなんとか攻撃を詰めて詰めて詰めまくってなんとかする
がんばる
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作者名:おかゆ | 作成日時:2019年8月23日 10時