一人 ページ38
「は？七夕祭？出ないけど」
あんず「えぇっ！？！！！！」
「確かに、夜は私もやる気出てるけど…七夕でしょ？あんな面倒臭いことしないよ…私、あんまり他の『ユニット』と戦いたくないの。まあ、『SS』に出るのに何言ってんだって感じだけどね」
あんず「そう、ですか」シュンッ
「……言いこと、教えてあげよっか」
あんず「…？はい！」
「『SS』に出場する、同年代ではトップクラスの『Adam』にいる二人…巴 日和と乱 凪砂はね。元『fine』だったのよ」
あんず「………え？」
「ふふ、じゃあ、またね〜♪」
夜
「……」
最近は、学院の方が落ち着くな
…家にいると、料理で怪我した母さんの血を、飲んでしまいそうになる
凛月「…A」
「っ！りっちゃん……？…あぁ、今日は零ちゃんが
帰ってる日だからか…」
凛月「なんで、いるの？…というか、なんで最近家に帰ってこないの？」
「……ごめん」
凛月「ここには誰もいない…Aは、一人なのに」
「うん、そうだね」
一人だから、ここにいる
血が、欲しいな
このままだと、欠乏して死んじゃうかも
凛月「…俺の、飲んでよ」スッ
「…………は？」
嫌だ
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
私のせいで…血にまみれた弟を見るのは、嫌だ
ブシュッ「っ〜」
なんで、そんなことするの？
ほっといてよ
凛月「A。俺は、Aに生きてもらわないと困るの」
私なんて、いなくても
凛月「A…俺を、こんな夜に一人で生きていけっ言うの？」
………りっちゃんを、一人に？
そんなの、出来るわけ
凛月「飲んで！」
「っ……ごめん」
ジュルッ
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Kananan(プロフ) - すみません！ありがとうございます…(>_<)これからも読んでくださったら嬉しいです！ (2018年2月28日 6時) (
レス) id: 27f2ceb4a6 (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - 楽しく読まさせて貰ってます。展開凄い気になって続きが凄い楽しみです(;_;)あと、UNDEADのA抜けてます、、、そこだけ気になりコメントしました。余計なことでしたらすいません、、、これからも頑張って更新して下さい！！ (2018年2月28日 2時) (レス) id: 906dbc8ef3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kananan | 作成日時：2018年2月22日 14時
