手伝い？ ページ6
「……零、来ましたけど…」
……寝てますかね
スッ「れ」
ガシッ「！？！！」
ボスッ「っ………何するんですか」
零「くっくっく……すまんのぅ、今のお主はなかなか怒らんもんじゃからからかいたくなってな」
「…今の零は私の怒りゲージをことごとくぶち破ってくるので嫌いです」
零「……A」
「何ですか」
零「お主は転校生という存在をどう思っておる？」
「…プロデュース科って明らかに私が“副会長”であなたが“会長”のときに企画した案ですよね」
零「結局無しになったあの企画を今になって実現してくるとはのぅ…あの子の存在がどんな影響をもたらすのか」
「…私は、いいと思いますけど」
零「…と、いうと？」
「きっとあの子は、《Trickstar》の力になってくれますよ…きっと…ね」
零「ふむ…お主の勘は良く当たるからのぅ…品定め、しておくか」
「…はぁ……ほどほどにしてくださいね、あの子も女の子なんですから」
「紅郎、今日の『Ｓ２』に出るって本当ですか？」
紅郎「ああ……あまり乗り気じゃねーんだがな」
「…なずな…大丈夫でしょうか」
紅郎「言っちゃあ悪りぃが俺たち【紅月】は生徒会ユニット…あまり期待は出来ねーしな」
「…なんでこんな学院になってしまったんでしょうか……私が、止められていたら」
ポンポンッ「！」
紅郎「あんまり思いつめすぎんなよ」
「…はい、見に行きますね」
「……相変わらず」ボソッ
みんな、帰って行きますね
Ra*bitsのライブは始まってもいないのに
私は、この光景をいつも一人で見て来た
…ライブが終わって泣き崩れるユニットを数々見て来た
「……あら？」
スバル「！！Aちゃん先輩…！？」
「…二人も来てたんですね、転校生さん、スバル…目をそらさず見てください、夢ノ咲の現状を…あなたたちはこれに抗うことが出来ますか？」
スバル「っ…出来るよ……！！やってみせる！！」
「…そう、ですか」
やっぱり、私の目は正しかった
「……手伝ってあげます、あなたたちに」
「「え？」」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 239人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Kananan | 作成日時：2017年12月28日 18時
