見間違い? ページ40
……私、何してるんでしょう
なんで周りはこんなに暗いんですか?
…そういえば、倒れたんでしたっけ
……何か大切なことが……
…っ!!体育祭……?!
「体育祭!!!!!!!!!」ガバッ
陣「うおっ…!?お前急に起き上がるなよ〜?まだ熱あるんだからさ」
「!陣せんせ!!体育祭は!?」
陣「もうそろそろ終わるごろだな〜…残念だけど、お前は出られなかった、てかお前、口調戻ってるぞ〜」
ハッ「……そうですか…あれ?ま〜くん?」
真緒 スーッスーッ「……A…」
陣「こいつ、自分の種目が終わってからずっとここにいるんだぞ〜?」
「!…ふふっもう……バカですね、ま〜くんは」
でも、そんなあなたが愛おしい
ワイワイ
「…楽しそうですね……外は」
?「あっれー?ここ、どこだ〜!?」
「…………は?」ゴシゴシッ
陣「?A…?」
「……気のせい…か…彼がここにいるわけないですよね」ボソッ
薫「Aちゃん大丈夫…?体育祭終わってから何日か休んでたから心配したよ〜」
「大丈夫ですよ、心配してくださってありがとうございます、薫」
泉「……ちょっと、A」
「?はい……?なんですか?泉」
泉「…『王さま』が、帰って来たの、知ってる?」
「………え?」
やっぱり、見間違いじゃなかった
彼だった
私が、守れなかった『王さま』
「っはぁ……“レオ”」
レオ「…ん?……A…か?」
ポロッ「っ……ごめんっ…なさいっ…!!」
レオ「……久しぶりだな、A」
「っ私はっ」
レオ「それにしても、なんか変わったな!!Aたん!!!」
「………はい?」
レオ「もっと前は、こう…男らしかったのに!」
「っ誰が男らしいだよ!?!!お前は背ぇちっさくて女っぽいわ!!!」
レオ「ぷっ…それそれ!!てか、なんでAたんが責任感じてるわけ?」
「…だって……私が、守ると誓ったのに…」
レオ「そもそもそっからおかしいよな!俺は男なのに女のAから守ってもらうなんて…!…だから、気にすんな、仕方なかったことだ」
「っ……はいっ…レオっ」
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作者名:Kananan | 作成日時:2017年12月28日 18時