暗記 ページ18
「ま〜くん？」
北斗「！Aさん」
スバル「！！衣更先輩！！こんにちは！！！！」
「あはは、こんにちは……A組は君たちか…B組はまだ来てないんだね」
…ま〜くんが遅れるとは考えにくいんだけど……
「ま、いっか……」
北斗「Aさん、『眠れる森の美女』では…」
バシッ
北斗「っ…！？なっ何を…！？」
「今は【金星杯】に集中しな、大丈夫…演劇部の方は間違えても私か渉がカバーしてあげれる」
北斗「！……はい」
「ほら、明星クン、もっと楽しまなきゃ！今回ばかりは遠慮しなくて良いよ、だって、君の才能は発揮するべきだからね」
スバル「！！っうん！！！！！」
いや〜楽しそ〜良いなぁ、私もこの学年が良かった
こいつらの輝きを最後まで見届けることはできない
「はぁ…残念」
真緒「A？」
「おっと…遅いぞ〜？ま〜くん？」
真緒「凛月の奴が急にドタキャンして、かわりを探し回ってたんだ」
「ふーん、で、そのかわりクンは？」
真「おまた……Aさん！？！！」
「え、ゆうちゃんなの？かわり……？」
真「わっわー……！？緊張するっ！！！！！」
「……」
【君たち、ユニット組めば？】
「……あはは…さすが、私」
真緒「？A？？」
真「？」
「ほらほら、二人も行くー！！私を楽しませてよ！！」
面白くなってきた……♪
ゼェゼェ「……なんで私の役が、かわってるわけ！？」
渉「ふふふ☆この方が、面白いかと思いまして」
「だからって、なんで私が主人公…！？全然覚えてないんだけど！！！」
北斗「どっどうすれば…」
渉「Aさんは、暗記……得意でしょう？」
「……はぁ…買いかぶりすぎだよ…まぁ、やれるだけはやるけどさ」
私の特技は暗記だ
「……オッケー…多分全部覚えた」
渉「ふふっさすがです…☆」
北斗「っ！？」(今の短時間でどうやって…)
「じゃ、行こうか」
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作者名：Kananan | 作成日時：2017年12月28日 18時
