集合 ページ16
「………あれ？君、確か氷鷹さんの…こんなところで何やってんの？」
北斗「……？すまない、名前を存じ上げてないのだが」
「あー…覚えてないか、一回会ってるんだけどねぇ私は衣更 A…君の隣のクラスに弟がいるよ」
北斗「あなたは演劇部なのか…？」
「いや〜？私は弓道部、でも、人数足りないことが多いから私は助っ人としてよく渉と組んでるのさ…演劇部に来るのはやる気のない馬鹿どもばかりだからね」
北斗「ふむ…では、稽古をつけてくれないか？」
「稽古……？私、言うほど演技できないよ」
渉「おや、Aさ…えぇっと……あなた、まだ居残ってたんですか」
北斗「む。〜〜」
渉「〜〜」
……なんか、この二人
「あはは、良いじゃん、渉……？この子、随分と熱心に練習してたみたいだし…♪てか部員、そろそろ集めないとやばいでしょ？」
渉「…それもそうですが」
「氷鷹さんとこの息子クンだし、ね……私が毎回毎回公演を手伝ってあげれるわけでもないし、最近敬人が私が他の部に行くと怒るんだよ、嫉妬かな〜？可愛いねぇ」
渉「……はぁ、分かりました」
北斗「！！」
ニコッ「良かったね？氷鷹さんとこの北斗クン？」
北斗「む……その呼び方は、やめてくれ」
「ふむ……じゃあ北斗だね、よろしく、北斗？渉、この子に色々台本とか渡してあげなよ、私が鍵、返してあげるから…♪」
渉「Aさんには甘えてしまいますね…では、よろしくお願いします、北斗くん、こちらへ」
「ばいばーい……☆」
「……あれ？何やってんの？」
真緒「っ！？まっまだ帰ってなかったのか…！？A！！」
北斗「！お疲れ様です、Aさん」
真「！Aさん……！！こんな時間に一人なんて危ないですよ！？」
スバル「？みんな知り合いなの？」
「！明星さんの……てか、みんなで何してんの？楽しそ〜てか、この子可愛い…名前は？」
スバル「だっ大吉……」
「そう、可愛いね、お前は……ん〜、そうだなぁ…君たち、ユニット組めば？」
真緒「はぁ？」
「絶対いいと思うんだよなぁ…うん、すごく良いと思う」
真緒「俺は姉貴んとこに入れてもらおうと思ったのに」
「ダーメ！私以外と組みな…ね、明星 スバル君？仲間っていいよね〜」
スバル「！うん！！すっごく良いと思う！！」
「あはは、まぁ、考えといてよ、私が卒業する前くらいまでに」
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作者名：Kananan | 作成日時：2017年12月28日 18時
