憎が５こ ページ26
*＊*＊*＊
高城悪女side
家に帰って機械のような使用人の「おかえりなさい」を無視して自分の部屋の中に入った。
あのままカッターで自分の腕を刺そうとしたが、ちゃんと計画性を持ってやらないと
すぐにバレて、全てが水の泡になってしまう。
そっと自分の椅子に座れば鉛筆を筆箱から取り出し、白いノートから１枚紙を丁寧に切り取る
鉛筆を片手に持って取り敢えずAを呼び出す方法を考えよう。
普通に呼び出してもついて来てくれるだろうか？
今までのことで、警戒されているかもだし…
あれ待てよ
Aをカッターで刺せばいいんじゃ？
そうしたらAがカッターキャーをした〜って言えるし
何より私の腕が痛くならない(本当に痛かった)
いい考えじゃん
自分の考えに自信がつきすぐに紙に書き出した
スラスラと考えなくても作戦が浮かんできるのですぐにでも実行できそうな気がする
明日、明日やろう。
ハッピーエンドの完成だ！！
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
Aを屋上に呼び出す
↓
反省したフリをしながら話す
↓
油断した瞬間そこでハグをする
↓
Aの腕をカッターで刺す
↓
悲鳴をあげる
↓
生徒達が来る
↓
私「Aちゃんがカッターキャーをして、怖くて」的なことを言う
↓
Aは退学をする。そして他の学院で幸せに青春を謳歌する
↓
私は夢ノ咲学院でチヤホヤキャッキャ生活！！
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
▽ ▷ △ ◁ ▽ ▷ △ ◁
全然更新してなくてすみません。
･:*+.(( °ω° ))/.:+
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