ライブ パート4 嬉嬉の過去 ページ19
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帰りの電車の中。 貸し切りだった。
嬉嬉「じゃあ、話すね。私の裏の顔も話すけど、秘密にしてね。それでは話します。」
私は普通の一般人。
お金持ちでも、貧乏でもなく、普通。
突然のキメツ町への転校に、ドキドキしていた。3人とそのうちの妹1人のおかげてはやく学校にも慣れた。
その四人は、かまぼこ隊。
何時も5人は友達、そう言っていた−。
中学校に上がり、事の発端は起きる。
2年か、3年か。
《柱》というアイドルが人気出てきた。
その時、もう1つのグループを作るから、オーディションをやる。
と言ったそうだ。
たまたまオーディション会場に連れてこられた四人は、
強引にオーディションを受けたそうだ。
結果は、合格。
アイドルになることを決めた。
4人で話し合ったらしい。
そして、次の日の放課後。夕日が綺麗だった。
嬉嬉「ねぇ、話って何?」
善逸「俺達4人、」
伊之助「今日から学校を」
炭治郎「なかなか来られないんだ。」
嬉嬉「なんで?」
禰豆子「実は私達、」
4人「アイドルデビュー/するんだ。/するぜ。/します。」
嬉嬉「え?」
炭治郎「この前たまたま4人で散歩してたらな、オーディション会場はこちらです。ってオーディション受けに来た人と勘違いされてな。」
善逸「それで仕方なく受けたら、」
伊之助「受かった。って訳だ。」
炭治郎「4人で考えて、」
“4人”と言う言葉が私の何かを切った。
嬉嬉「ねぇ?何時も隠し事はなしって言ったでしょ?しかもあの時、私に内緒で行ったんでしょ?風邪引いてたから行けないね。って。何で相談してくれなかったの?突然すぎるよ……。」
気づいた時には遅かった。
伊之助「でもなるべく行ける時は…。」
嬉嬉「ごめん。頭冷やしてくる。」
分かっていたんだ。
本当は笑顔で「応援する」って言いたかったこと。
こんなお別れで私は良いのか?
4人だってずっと隠す訳にいかないから今日話してくれたんだよね?
たまたま明日から仕事が入っているのかも知れない。だから今日なのかも知れない。
アイドルは、私だってなりたかった。
これからが大切って時に。
私はどんだけ恥をかかせた?
こんな人が友達で御免なさい。
私は友達失格なのでは?
そんな自分に激怒した。
鏡の中の自分を見つめながら―。
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三日月島 - 豆腐さん» 豆腐さん!コメありがとう!!分かってくれて嬉しいよ!!毎日風呂で歌ってます♪ ロキロキの〜((殴 (2020年11月4日 16時) (レス) id: 6e53e5441c (このIDを非表示/違反報告)
豆腐 - 好きなボカロ曲めっちゃ同じなんですけどw (2020年11月4日 0時) (レス) id: 4de36cae2e (このIDを非表示/違反報告)
三日月島(プロフ) - 三日月夜丞さん» 三日月夜丞さんコメありがとう!と言う事はCl担当ですね?私はClは音が出せなかったんですよ…。でも音色が暖かいですよね。Cl,私は好きですよ!! (2020年10月24日 17時) (レス) id: 4e5b944331 (このIDを非表示/違反報告)
三日月夜丞(プロフ) - 真菰ちゃんとわしの担当する楽器が同じという奇跡が起きた件について (2020年10月24日 13時) (レス) id: a042f81cca (このIDを非表示/違反報告)
三日月島(プロフ) - umiちゃん!いえいえそんな事ないよ!この物語に関わった一員だし。下手じゃないよ!こちらこそ、書いてくれてありがとう! (2020年9月29日 7時) (レス) id: 4e5b944331 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三日月島 | 作成日時:2020年7月15日 5時