愛され過ぎてます…

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あぁー汗

やっぱり痕が少し残るかなぁ…､

まぁ､酷くないから…､

日が経てば消えるやろうけどな…､



コンコン!!


『はい？』


彩華さんだけが戻って来た…､


『お疲れ様！笑』

彩「………お疲れ様です､
火傷……どうですか？」

『あぁー汗､まだ痛いけど…日にち薬やね！
だから､大丈夫やで？笑』

彩「………､なんで､」

『ん？』


彩華さんの目に涙が溜まってた…､



彩「なんで､そんな優しくするんですか!!」

『え？汗』

彩「もしかしたら､痕が消えないかも知れないのに!!しかも､たまたま何かじゃないのに!!
私なんか庇って…訳が分かんないです!!」

『………訳分からんよな汗』

彩「え？汗」

『ほら､痕残るんはイヤやけど…､
でも､見える場所違うし！別にうちが､おみ達みたいな仕事してて､脚出す訳ちゃうしさ！
火傷してしまったもんは､しゃーないやん？』

彩「………､」

『それがわざとやっても､わざとやなくても､
今更､彩華さんを責めた所で火傷が消える訳ちゃうし…､別にいいよ！気にしんくて！』



もう怒る気にもならん…､
揉めんのも､面倒臭い…､


『けど､わざとならもう…そうゆう事はせんときぃや？』

彩「ｯｯ…､」

『ゆいたい事あるなら､面と向かってゆーた方がいいと思う！人を傷付ける前に！
で？おみが好きなん？
それは三代目の登坂広臣として？
それとも…1人の登坂広臣として？』



それによって…､

うちも違うから…､



バンｯｯ!!

楽屋のドアが勢いよく開いた…､


臣「A!!汗」

『おみｯｯ!!どうしたん？』

臣「どうしたん？じゃねぇし…汗」

『ははっ笑､航がゆーたんやろ？
口止めしといたのに…笑､彩華さん？』

彩「はい汗」

『おみが居てもいい？
嫌なら出てってもらうけど？笑』

彩「………汗､」


いやなんやな…笑


臣「はぁ？汗」

『今､女同士の話をしてんの！
おみが居たら､ややこしくなるんやって！笑
なんにもないから！ちょっとだけ､違う部屋借りてい？』

臣「………分かった､
何かあったら､連絡しろよ？汗」

『分かった！笑､
彩華さん？隣の部屋行こう？』

彩「はい…汗」



彩華さんの手を引っ張り､隣の部屋まで行った…､


彩「やっぱり､かなり痛いんじゃ…汗」

『バレた？汗､歩くとかなり痛い…､
おみにも､多分バレたやろうなぁー汗』

彩「……ほんとにすみませんでした!!」



彩華さんは頭を深く下げた…､

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