七十二話という名の【過去編】 ページ24
九十九「特級術師、
『貴方があの！？』
まさかこの人があの特級だったなんて。傑さんも知らなかったみたいで目を見開いて驚いている
驚いた私の反応に由基さんが「どのどの？」の聞いてくる。
傑「特級のくせに任務を全く受けず、海外をプラプラしているろくでなしの……」
九十九「私 高専って嫌ーい」
九十九さんにグイグイ聞かれて困っている私に助け舟を出してくれた傑さんが答えると、九十九さんはあからさまに落ち込んだ。
いや落ち込んだというか拗ねた。
いや面倒くさい。本当にこの人ほんとに特級か？って疑いたくなるくらいだよ。
でも高専と方針が合わない事は本当だったらしい。
そこから私達は色々と話をした。
初めて聞く傑さんの本音。そんな事思ってるなんて知らなかった……
【傑さんを守らないと】
そう改めて考えされた日だった。
九十九「じゃあね。本当は五条君にも挨拶したかったけど間が悪かったようだ
これから特級同士4人仲良くしよう」
ん？4人って誰。
特級って悟さんと傑さんと由基さんの3人だよな。
『由基さん特級のあと一人って誰ですか？』
私が問いかけると由基さんはヘルメットについたゴーグルを下ろしながら答えた
九十九「君だよA」
えっ。私はまだ特級じゃ無いんですケド……
困惑した私の心を読み取ったのか由基さんは「勘だよ勘」と答えてそのまま去っていってしまった。
『なんか……○みたいな人でしたね』
傑「あぁそうだね。(選択するのは君次第、か)」
_______________数ヶ月後
伏黒甚爾の事件があった日から私は特別に呪術高専に居ることを許された。
『茈赫・影鏈堕黒！！』
この日は丁度、1人での任務が入っていた。私は最近傑さんの様子を気にしているんだけど今日も任務入ってたしな、大丈夫かな。
でも私は勝手に大丈夫だと決めつけていた。
だから油断していたのかもしれない。
悟「は？」
『夜蛾先生、どういう事ですか！』
夜蛾「何度も言わせるな、傑が集落の人間を皆殺しにし行方をくらませた」
夜蛾先生の口から発せられる言葉を理解するのに数十秒かかった。
悟「聞こえてますよ、だから「は？」ったんだ」
『それで傑さんは……』
夜蛾「……傑の実家は既にもぬけの殻だった。ただ血痕と残穢から恐らく両親を手にかけている」
そんな訳……！！
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くーく812(プロフ) - プスメラさん» 初めまして、コメントありがとうございます！ 今の所、この小説のオチは未定ですが、五条悟オチにしようと考えております (2021年2月2日 17時) (
レス) id: a492753dce (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？お願いいたします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月25日 14時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くーく812 | 作成日時：2020年4月27日 17時
