第202話・ダイヤモンドダスト戦 その1 ページ14
光が止むと青と白のユニフォームに身を包んだガゼル含む11人の立っていた。ガゼルの冷笑に壁山と目金が震え上がる。
「エイリア学園、マスターランクチーム…ダイヤモンドダストだ」
「マスターランク？」
「円堂、君たちに凍てつく闇の冷たさを教えてあげるよ」
「冷たいとか、熱いとかどうでもいい！ サッカーで街や学校を壊そうなんて奴らは俺は絶対許さない！！」
ポジションに着いた双方のチーム。AはMFとしてポジショニング。
リカのキックオフで始まった試合、ボールを受け取った豪炎寺。するとダイヤモンドダストは攻めることなくゴール前を開け、シュートしてみろ、と挑発をしているようだ。
あまりにも舐めた態度に豪炎寺はセンターラインからシュートを打ち込んだ。
ボールは真正面ではなく端を狙っていたがGK、ベルガは難なく止めた。そして何と、ベルガは円堂のいるゴールまでボールを投げて見せたのだ。
「ゴールからゴールへ投げてくるなんて…なんて奴だ！」
よーしっと意気込む円堂だが、ダイヤモンドダストが素早く雷門サイドへ入り込みそれぞれマークを始めた。
円堂から土門へ、一之瀬へパスをされたボールはリオーネがカットした。ボールを取り返すとする一之瀬を華麗なボールさばきで物ともせずガゼルへパスを回す。
ガゼルは正面から円堂に向かってシュートをした。その威力はゴールラインギリギリまで円堂を押しやったほど。
「ビッリビリくるぜ…！」
どこか嬉しそうな表情をする円堂に冷笑を浮かべるガゼル。
その試合をフットボールフロンティアスタジアムの観客席から眺めている少年が2人いた。
「…つまらん試合だ」
と一蹴したのはバーン。そんな彼を宥め「どうかな？ 見ててよ、円堂の熱さが分かるから」と不敵に笑うグラン。
フィールドでは、鬼道がブロウからボールを奪うがすぐさまガゼルに奪い返されてしまう。
ジェミニストームやイプシロンとも別のスピードがあるダイヤモンドダスト。何よりも手抜きをされているように、彼らの動きは常に機敏でありながら激しさはない。
第203話・ダイヤモンドダスト戦 その2→←第201話・宣戦布告
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活字不足卍(プロフ) - 若いうちにやってみたいことの一つとして、バンジージャンプがある。でも咄嗟に腰が引きそうw (2022年6月9日 1時) (
レス) id: 63abfde266 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 続きが読みたい!!(クソデカボイス) (2021年2月27日 15時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
田中優香(プロフ) - 楽しみ過ぎる(豪炎寺の復帰はアツいね) (2021年2月26日 1時) (レス) id: da5dc9d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2021年2月26日 0時
