第201話・VSユニコーン5 ※ ページ22
｢先にディフェンスを崩すぞ！｣
一之瀬からの指示が出る。
マークが再びローリングサンダーを始め木暮がはじいたボールをディランが蹴る前に
不動から吹雪へ指示が出てボール蹴り返しローリングサンダーの外へ出そうとする。
帰ったボールをユニコーン選手が拾い、一之瀬へ渡し、土方が弾く。
不動の指示でそれを飛鷹が取り、円堂へ渡した。
「魔術のタネは見破ったぜ。お前たちは跳ね返りを計算して蹴っていた。
そこへ、先回りすればいいだけだ｣
｢そうか。蹴り方で跳ね返る位置を…｣
｢その通り。流石は鬼道クンだ｣
ローリングサンダーの種を見破られた一之瀬は悔しそうに不動を見る。
｢そしてこの必殺タクティクスは、カウンターに弱い！｣
「円堂ぉぉー！！」
「行っけぇぇA！」
「！？ いつの間に！」
Aの声が円堂に届き、円堂は大きくパスを出す。
ローリングサンダーの猛攻がゴールを襲う中、Aは1人FWまで戻っていたのだ。
「どうして！？ またグランフェンリルが来るって思わないの！？」
「ハッ、まだまだアンタ」
「え？」
「アイツは、俺たちがローリングサンダーを攻略することも、グランフェンリルが来ても
対抗策があると踏んで、今あそこにいる！ 信頼されているからな！！」
「━━━━━っこれがイナズマジャパン…！ カズヤの元チームメイト！」
ローリングサンダーに集中していたユニコーンの中盤はガタガタ。
そこへAという決定力の塊ような存在が猛スピードで上がって行く。
「いくよ、ヒロト！ 遅れないで！」
「もちろん！」
「「アド アストラ！」」
煌めく瞬きの星々の力をボールに収束し、閃光のように穿つシュートが炸裂。
「フラッシュアッパー━━━━━━ぐぁ！！」
イナズマジャパンは同点に追いついた。
Aを追いかける段階で転倒した一之瀬、大量の汗をかきながら彼の気迫は更に増していく。
逆転を狙い攻め込むがDFもこれ以上点を入れられたくないのだろう、懸命にブロックしてくる。
第202話・VSユニコーン6 ※→←第200話・VSユニコーン4 ※
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活字不足卍(プロフ) - ごめんちゃい………でも頑張って10月中に出すよ！ (2022年10月21日 23時) (
レス) id: 251c6e8c34 (このIDを非表示/違反報告)
活字不足卍(プロフ) - 極端に言うとほぼ今日から書き始めました (2022年10月21日 23時) (レス) id: 251c6e8c34 (このIDを非表示/違反報告)
雪女 - 更新楽しみにしてます。 (2022年10月9日 21時) (レス) id: 883542d863 (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ(プロフ) - お仕事大変なのに更新ありがとうございます。生きる糧なので続きを期待して待ってます！ (2022年10月8日 18時) (レス) @page37 id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - 続き楽しみにしてます。頑張ってください。 (2022年10月8日 14時) (レス) @page37 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2022年9月22日 21時
