4罰。どうせ嘘なら俺と ページ4
「貸してやらァ」
「あ、あざます」
男子更衣室に連れてこられた。
みんなはもう体育してるから誰もいない。
沖田さんはわたしに、普通に体操服を貸してくれました。
「じゃあ俺ァ先に行ってるんで。着替えたらすぐに来いよー」
「あ、うん...。」
俺の前で今すぐ服を脱ぎなせェ
とか言われるのかと...
もしかして爆弾仕掛けられてる！？
...爆弾なんてない。
わたし沖田さんのこと信用しなさすぎ？失礼すぎる。
ｶﾞﾁｬｯ
すみませんでした...と心の中で謝っていたらドアに手をかける音がした。
...えっ
誰！？
「...」
ｷｰｯ
ドアを開ける音、
えぇ...やばい...これは
入ってきた人がわたしを見る→男子の体操服持ってる→変態だ！と騒がれる
→噂される→わたしの高校生活終わる
やばいやばいやばい
隠れる？物音がしたらバレるよね？
いや、でも、
いちかばちか！
ﾊﾞﾀﾝｯ
...ロッカーの中なら大丈夫でしょ。
「あれれ〜？」
ｺﾅﾝｸﾝｯｯ!!
いやコ〇ンくんじゃねーよ全く違う作品だししけたわ。
「Aちゃんいるって聞いたんだけど嘘なのかなー？総悟くんは嘘つきだネー」
沖田さんのバカヤロー！！こういうことだったのか！
...誰？
「...」
「...まぁ...隠れるとしたらロッカーの中だよネ」
嘘やん
変態扱いされてチーンってやつだ。
バレる前に出てこよう。
「潔く自分から出てくるんだ？」
「...はい」
神威さんだったの...
「...彼氏くんすごいよネ〜更衣室で彼女が着替えてるのに男子を案内しちゃうなんて」
目つきが変わった。
...
そりゃ嘘で告白したもの。両想いじゃないんだから...彼女が何されようと沖田さんはどうでもいいんでしょう...。
「...何する気？」
「俺がしたいこと」
「わたしは沖田さんと付き合ってる」
「沖田さんって呼び方...付き合ってるんなら名前で呼び合うと思うんだけど。」
それは偏見でしょ？
「わたしにはわたしの...」
「嘘告白...はやってるよネ？どうせそれなんだろ？」
ッ...
「図星だネ。ねぇ、俺と付き合おうヨ。」
「は...っ？」
「総悟くんと別れて俺と付き合ってヨ。俺は本気だから」
ーー
神威って沖田くんのことなんて呼んでんだろ...
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ちせ(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください (2016年3月27日 9時) (
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