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13罰。 ページ13

「...」

下を向いて、泣いてることを隠して、歩く。


でもさっきから後ろから足音が聞こえる。



...誰かがついて来てるんだ。


誰かなんてわからない。振り向いたら知らない人だったら怖い。





「...」






「だから俺と付き合っておけばよかったんだヨ」



えっ


「かっ...神威...さっ」


勢いよく後ろを振り向いてしまった



「!?...また総悟くんに嫌がらせされたんだ?」

「...うるさいな」



まだ涙が流れてる、目も腫れているのだろう。



「警戒しなくてもいいヨ 俺は何もしない。」


...微笑みながら彼は言った。


何故か私は落ち着いた。



「...もうさ、正直になりなよ。」

「嘘なんてついてないよ...?」

「嘘で告白したんだよネ?」

うっ






「...そういう意味じゃないんだけどネ。まぁ今度でいいか。送ってくよ家はどこかな?」

「ぎ、逆方向」


「...そっか。」




ーーー


「別に悲しんでねェ。俺ァ...」

「Aちゃんに優しくしてあげなヨ。このままじゃAちゃん、お前のこと嫌いになって終わっちゃうネ」


...


嫌い...。


まぁ、アイツに嫌いなんて言われたら俺ァ...どうすんだろうねィ

壊れるか?

無理矢理...

...。



「辛ェな。」

「...まぁお前が優しくなったら気持ち悪いけどナ」

「黙りやがれ」


ーーー



次の日である。



「.....」


私は学校を無断欠席。



昨日、神威さんが私を家に送ってくれて、ご飯を食べてお風呂に入ってそのまま寝て、


朝起きたら8:25。

間に合うわけもなく無断欠席することになる...


「おはようA〜」



頬杖をつきながら


ベッドで寝ていた私を見ていた神威さん。




「なんでいるの」

「窓の鍵が開いてたからそこから入ってきたヨ」


「へー」


ツッこむ気にもなれない。


「...学校行かないの?」

「昨日泣きすぎて目が腫れてるから行けない...」

「ふーん。...ねぇ、A。総悟くんに怒ってる?」



...怒ってる、かな。


「まぁ」

「...本当は総悟くんのこと好きなんじゃないの?」

「は?」


「よくいるヨネ、少女漫画で。鈍感な主人公」

...


「総悟くんを少しでも好きって思ったことある?」

「全然」

「...これは難問だ...」





「俺も今日は学校行かないでAと一緒にいよっかなー!」


「えっ...」

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設定タグ:沖田総悟 , 銀魂 , 神威   
作品ジャンル:恋愛
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ちせ(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください (2016年3月27日 9時) (レス) id: c8ad1cd256 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:砂時計II | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2016年3月27日 5時

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