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＜キバナside>
───シロツメ。
ジムチャレンジに数回参加したトレーナー。オレ様も戦ったことはある、なのに名前は初めて聞いた。
残っている記録も少ない。何より…………ここ数年はジムチャレンジに参加していない。
……何故、ぴたりと止めたのか。その理由が恐らく…………Aの復讐へ繋がる鍵だ。
───♪───♪
着信音を奏でながら、スマホロトムがポケットから飛び出す。画面には『A』……
……ではなく、『ルリナ』と示されていた。
出ると、彼女の淡々とした声が画面から流れ出した。
「もしもし、私よ。お願い…というより話があるのだけれど」
「いや待て待て、オマエ今日はジム戦で忙しいんじゃ」
「そうよ。だから1分で伝えるわ。」
オレ様の言葉を遮られると、息つくまもない様子が感じられた。
そんな彼女の口から出たのは、予想外の事だった。
「……Aさんのことなんだけれど。」
まさか、ルリナからAの話をされるとは思わなかった。返事も待たず、ルリナは話を続ける。
「……貴方、ソニアは知ってるわよね？あの子が、シロツメ……Aさんのお姉さんについてAさんに話したい事があるらしくて。」
「……は…!?」
ソニア……確か研究所の…………いや、もう博士になったのか。いや、今はそんなことどうでもいい。"シロツメ"について…？一体何が、
「それを伝えたらAさん…なんだか様子が変わって……」
「────。」
短い時間で、解らない事ばかりを言われたが……今の『様子が変わった』のだけは、心当たりがある。
恐らく─────『復讐者』。
「もし時間があるのなら……彼女に連絡してみて貰えないかしら？」
「……ああ、分かった。ありがとな。」
早口に用を伝え終わったルリナに礼を言うと、彼女は小さく息を吐いた。何か言いたげに間を置いたが……結局そのまま通話を切ってしまった。
「────。」
……シロツメ、ソニアの話…
……気になる事は増えたが、とりあえずAに電話をかけるか。
通話履歴の『ルリナ』の下、『名前』のところを押す。
───ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ
「………。」
暫く経ってもAは出なかった。取り込み中だと思う反面、どうしようもなく胸騒ぎがした。
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のりゆ(プロフ) - 陽香さん» サザンドラとボーマンダとバンギラス(サナギラス)とで迷ったんですけれど……サナギラスでした!!(笑)やっぱり復讐相手のあの人の"あのポケモン"に相性抜群の子にしたくて……((ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ (2020年4月6日 23時) (
レス) id: f94e1d31e3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - さ、サナギラス……！？なるほど！私はてっきりサザンドラとばかり思ってました(笑) (2020年4月6日 1時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のりゆ | 作成日時：2020年4月2日 23時
