【ポケモン剣盾】ドラゴン使いと復讐者 act:3

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ご連絡!!

act1からact2の時はお気に入り登録してくださった方々がそのまま引き継がれていたんですけれど、
act3は何故か引き継がれていないようで……。

act2まで来てたのに更新の通知が来ない!!という方は再度お気に入り登録して頂けたればと思います!!



〜〜〜〜〜〜〜




───現在───





──、──。




一歩、二歩。進む足は止まらない。



真っ暗なこの道は決して長くはないのだから。




此処は────第二鉱山。



バウタウンとエンジンシティの間に聳える鉱山で、以前通ったガラル鉱山とはまた違う。なぜ『第二』なのかというと説がいろいろあって…ガラル鉱山の方が資源が豊富だからか、先に発見されたからか……など。


確かにここはガラル鉱山より小さいし、作業員の数も少ない。

それ故に珍しいポケモンも多く、修行(レベル上げ)には適っている場所。



……だけど今は……そんな暇は無い。



私は一刻も早く、姉さんの話が聞きたい。


ルリナさん曰く、その友人とやらがエンジンシティに着くのは明日か明後日らしいけれど、はやる気持ちを抑えられないように、足が止まらない。


だって、もしかしたら───姉さんが部屋から出てこない理由がわかるかもしれない。また、会えるかもしれない……！





「───やあトレーナー!!目と目があったらポケモンバトルだよな!?」




ふと、顔を上げると前方の作業員らしき人がボールを手に持ち私を見据えていた。



「………。」



何も答えず、ボールを振り投げる。


……その後はあまり覚えてない。


どんなバトルだったのか、相手のポケモンすら。ただ───1秒でも早く終わらせたかった。






☆★☆★☆





……野生のポケモン、作業員、また野生のポケモン…。



いつもなら快く受けて立つのに。たくさんバトルするのに。



今はそれら全てに───苛立ちを覚えてしまう。

そんな自分が嫌になる。だがどれだけ嫌になっても足は止まらない。



きっと……きっと、エンジンシティに着けば。明日になって姉さんの話を聞ければ…こんな感情も治まるはず。



そう信じて、再度歩み始めると───




「───っひ……ぅう…」



ポケモンの鳴き声、いや……幼い子供の泣き声が聞こえてきた。

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