【ポケモン剣盾】ドラゴン使いと復讐者 act:3

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(ひっさびさの)＜キバナside>




…





……やり過ぎたか？……やり過ぎたな。



思いっきり鍵閉めてたもんな……



………意識が朦朧として、か……。……Aが覚えてなかったのが相当キタのか…………全く、らしくねぇ…。




「………っはあ……」



一人になった部屋で、溜め息を吐いてみる。



…………まあ……"コレ"が見られなくて良かった。



テーブルの上のパソコン。電源こそ切ってあるものの、もしAに中を見られたら────






…







………とにかく閉まっとくか。




確か奥の寝室に金庫が…………




…………いやそこまではしなくていいだろ。荷物と纏めて置いておけばいい。他人の物を漁るような奴じゃあない…………だろうしな。



ふと、窓際のカウンターテーブルの上のクローシュが目に入る。Aが来る前に運ばれた二人分の料理。流石に先に食うのは…………




…………いや、食っといた方がいいのか？アイツかなり怒ってるだろうしなぁ……(ほぼほぼオレ様のせいだが)




「─────。」




シャワーの流れる音が聞こえる。……普通そうするよな、何もせず引き篭ってるだけなんてしない。





…シャワー……






……






………………







…………いや、オレ様大人だぜ？限度ってものをちゃんと解ってる。もうからかったりしねぇよ、うん。





…







……





……や、やっぱ先飯食ってるか!!Aも一人の方がいいだろうしな!!((






☆★☆★☆





小洒落に盛り付けされた料理を食べ終えるのは、案外時間もかからなかった。今日の仕事を片付けながら……というのもあるけど。


………なんだろうな……。なんとなく……飲み込むのが重かった。いつも大体一人で食ってんのに、おかしな話だろ？



……んでAは……そろそろ出てくる頃か？



…





………心配せずとも、自重するから……。





─────そう、決意を胸に固めて。







.







───ｶﾞﾁｬと扉が開かれた。






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