【ポケモン剣盾】ドラゴン使いと復讐者 act:3

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お馴染みグレーのパーカーのチャックを上までしめて、フードを被る。長い髪を綺麗にしまい、鏡を見つめてみる。



…………うん、男の子っぽい。



「……はい、回復したポケモンたちのボールです。」


ボールを取りに行っていたジョーイさんが部屋に戻ってきた。

あの後、「安静にしていなさい」に「どうしても」と頭を下げ続け、ようやくベッドから抜ける許可が降りた。


ジョーイさんからボールを受け取り、リュックサックの中へ入れる。


……一度奪われかけた、リュックサックとポケモンたち。もう二度と離さない…………勢いの意識を持っておこう。



「…本当に、ありがとうございました。」



「いえいえ。無事で本当に良かったです。これから気をつけてくださいね？」



微笑む看護婦の言葉はやっぱり、優しくも力強かった。そんな彼女に深くお辞儀をして、部屋を出る。




「───ああ、忘れないでくださいね？」


「……ホテルスボミーインで、ユウタ君たちが待っている…………ですよね。…勿論、ここを出たらすぐに向かいます。」



心配そうに釘を刺すジョーイさんに、私は胸を張って答えた。


ユウタ君のご両親が……どうしてもお礼が言いたいと聞かなかったらしく。仕方がないから、目が覚めたら向かわせると言ったそうだ。


感謝されるのなんて慣れているはずがない、けれど……ずっと待たせる訳にはいかないから……。


……ちなみに、ここはエンジンシティのポケモンセンター。(仕方がないことだけれど、自分の足でたどり着きたかった思いもある。)


この街は慣れているし、ホテルスボミーインは………まあ、行ったこと…………ね？()


……早く行こう。ユウタ君も気になるし…。






…





…






…………なんか……凄く、嫌な予感がするのは……


……気のせい、だよね…………？






〜〜〜〜〜〜




ども〜作者です〜!!!!(なんだこのノリ)



誘拐犯の2人……『ギンガ団』を知らない人へ。


ギンガ団は、ポケットモンスターDPで登場した悪の組織です。

ギンガ団は既に壊滅したのですが、2人はその残党で、ガラルの珍しいポケモンを持ち帰って、ギンガ団を復活させようとしていたのですね。


……はい、解説おしまい!!ちなみにDPは私が初めてお小遣いを叩いて買った思い出のゲームなのです((だからどうした))



それではまた明日〜!!

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