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※今回は、プロフィール・あらすじなどはやらずにそのまま進みたいと思います!まだ読んでないよという方は目次から前作に飛んで読んでみてください!!
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───、───。
一歩、二歩……。
活気盛んな港町から、静まり返る洞窟へ入ってゆく。ただ歩いているだけなのに、全く別の世界へ渡っているような。
太陽の光は遮断され、宝石とランプの点々とした光が照らすのみ。
飲んだ息が肺を冷やしてゆく。外より涼しくて気持ちが良いはずなのに、何故だか苦しい。
───、───。
それでも歩みを止めないのは、進む理由があるからだ。
ジムリーダーとのバトルの直後にも関わらず。ポケモン達を休ませる予定だったが。
何よりも───命よりも大事な理由が、あるだけだ。
「─────姉さん…」
分厚いフードの上から心臓のあたりを握り締める。あれから鼓動がどんどん早まってゆく。
ジムリーダー ルリナさんから"あの話"を聞いてから……。
☆★☆★☆
──数十分前…──
バウタウンでのジムチャレンジを終えた私の前に現れたのは……ルリナさん。
さっきまでバトルしていて、私の他にもチャレンジャーを相手にしなくてはいけないジムリーダーが、どうしてこんな所に……?
「────貴方の、お姉さんについて」
「…え」
どくんと心臓が跳ねる。驚愕というより、疑念が強い。何故、私に姉がいるということを今日初めて会ったこの人が知っているのだろう?
……いや、誰かと勘違いしているのかもしれない。姉さんがジムリーダーと知り合いだったなんて聞いた事ないし…。
「……えっと、誰かと間違えていませんか…?」
フードを手で弄りながら、低い声で言う。だけどルリナさんは表情を変えずに私の顔を見つめる。
何だか気まずくなってきて、とうとう私はこの場から抜け出す決意をする。
「…ごめんなさい。僕に姉はいませ──」
「……シロツメ…。
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「……貴方のお姉さんの名前。そうよね?Aさん?」
遮られるように口から出た名前。久々に聞いた名前、それは…………紛れもなく私の姉さんの名前だった。
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のりゆ(プロフ) - 陽香さん» サザンドラとボーマンダとバンギラス(サナギラス)とで迷ったんですけれど……サナギラスでした!!(笑)やっぱり復讐相手のあの人の"あのポケモン"に相性抜群の子にしたくて……((ゲフンゲフン (2020年4月6日 23時) (レス) id: f94e1d31e3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - さ、サナギラス……!?なるほど!私はてっきりサザンドラとばかり思ってました(笑) (2020年4月6日 1時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のりゆ | 作成日時:2020年4月2日 23時